ちろる's profileほがらかにいこう♪PhotosBlogLists Tools Help

Blog


    July 09

    高専への道

    昨年中学入学と同時に息子が入部した科学部は
    活動実態がない幽霊部で、息子も私もがっかり。
    どうやら部活に参加しているとの実績がほしい一部の生徒の
    隠れ蓑的な部であるとの情報をあとで知り、
    好きで科学的な活動をしたくて入った息子は
    何度か活動要請をしたものの実らず。
    私も担任に懇談の場でどうにかならんかと言ってみたが、
    結局どうにもならず、
    1学期に3日間教室に集まっただけで活動は終了した。

    部活をやる大部分の男子は運動部である。
    しかし各学年3クラスずつしかないこの中学では、
    顧問が面倒を見きれないためかもともと部の種類も少なく、
    私が若かりし頃汗を流したバスケ部は今はないし、
    運動部の中で唯一息子が譲歩して入れそうだった卓球部は、
    娘の学年を最後に部員の募集をやめ廃部に向かっていた。
    科学部がだめでも、
    やはり何か「仲間と一緒に活動する」楽しさや、
    楽しくはなくてもやっといてよかったと、
    あとから思えるような経験を部活でしてほしい。
    じゃあ吹奏楽やる?合唱やる?
    どちらも息子はノーである。
    美術部は当時娘がいたから「絶対いや」だし、
    ほかに入れそうな文化部もない。
    私は息子の性格的に剣道部が向いていると思い、
    ひそかに入部を願っていたのだが、
    ネックは「メガネ」‥面はメガネでは着けられないし、
    メガネなしでは見えないし、
    そのためにコンタクトにするのもなぁ。

    そんな事情で息子は結局「帰宅部」となる。
    帰宅後に塾へ行くわけでなし、自主学習するわけでもなし、
    目的もないまま時間があればゲームという生活、
    それを苦々しく思いながらもどうにもならん現実。
    他の同級生は運動部に入って塾にも行って、
    「不本意でもやらないといけないこと」を息子より多く抱えてるんだよ。
    家事の役割分担と、弁当を含む自分のことを自分で、
    という最低限の決め事を守らせながら、
    やはりこれだけでは「経験値」が足らん、と思う私。

    きっかけはこの春の小学校卒業式前後。
    私をヨガに導いてくれた近所の友人のご子息が卒業し、
    中学入学後には陸上部に入ることにしているという。
    男子部員が非常に少ないのでうちの息子を誘いたいらしい、
    と聞いて私は「いいチャンスかも」。
    夫もやはり何か部活をさせたいと思っていたらしく、
    それとなく後押しをしている。
    本人も「今のままぐうたらしててはいかん」と思っていたようで
    息子の選択肢は
    ○今と同じ生活なら2年から陸上部に入る
    ○部活をやらないなら今の生活に何か「別のやること」をプラスする
    の2つに絞られた。
    まぁ私と同じく小心者の息子は、
    娘ほど「困った」成績ではなかったので成績については現状維持、
    もしくは可能であれば多少↑程度でよしとしようか、
    というぐらいで「塾」という選択肢はこの時点ではなし。

    このあと娘の入試騒動がひととおりあって、
    その流れの中で高専という目標を見つけた息子は、
    学習時間増加と質の向上が必要となり選択肢が増えて再度検討。
    ○陸上部に入って家で今以上の自主学習
    ○陸上部に入って塾に行く
    ○部活はやらないで家で今以上の自主学習
    ○部活はやらないで塾に行く
    の4つのうちから選ぶことになる。
    できれば陸上部に入ってほしかったが
    やっぱり部活はやる気がなくて、
    さらに塾が苦手な息子が選んだのは部活なし、自主学習。

    じゃあどうやって今以上に学習をするか、である。
    「できる範囲で成績が上がればいい」のなら、
    教科書で予習復習し、市販の問題集を適度にやるくらいだが、
    目標があるかぎりそれに向かって確実に成績を上げ、
    入試で持てる力をきちんと出せないといけない。
    これはもうお金を払ってプロの力を借りましょう、となり、
    通信教材を利用することに。
    かかる費用を説明し、
    部活をやらない以上はこのお金を無駄にすることのないよう、
    「本気」で取り組むとの意思を息子から引き出す。
    入試に必要な5教科と、
    受けるかもしれない校長推薦入試に必要な作文の教材を申し込み、
    それが届くまでに市販の問題集一冊を課題として与える。
    並行して特に苦手な英語は1年の教科書を全部、
    ノートに写して和訳することに。
    息子は英語にはげんなりしていたが、
    いくら時代が変わって授業はリスニング中心といっても、
    中学英語ってやっぱり書いて訳して覚えるんじゃないの。
    イヤでも何でもとにかくやってごらん、という私にしぶしぶ従うかたちで
    春休みに私の課題をなんとかこなし、
    教材の4月分を終えて5月分に入ったところで中間テスト。

    「勉強してから定期テストを受けたのは今回はじめて」
    とあとから白状した息子、
    1年の間は授業だけでテストを受けていたのか(苦笑。
    それでも娘よりはずっとよかったから何も言わなかったんだけど。
    今回はじめて「テスト用勉強」をし、
    それが点数にどう反映されるかを楽しみに‥
    そういう経験も息子ははじめてである。
    結果は本人にしてみれば「まぁまぁ」だったようだが、
    「自信のないまま書いたところはほぼ間違っていた」
    と学習不足に気付くこともできた。
    そこを今後に活かすかどうかはキミ次第だろう。
    私は「こんなもんじゃあかん」と辛口の批評をして次に期待。

    で、「次」の期末テストが終了。
    テスト直前にのんびりしてるので「大丈夫なの?」と心配する私に
    妙な余裕を見せていた息子は、
    返ってきたテストの点数を見て「あれ?」
    ‥もっとできてるつもりだったようである。

    だからテスト前に言ったやん、
    もし100点取れる自信があっても実際は100点なんか取られへん
    うっかり間違えたり
    覚えたつもりが思い出されへんかったりするもんや。
    特にお前はそういうことが多いんやから、
    それを踏まえてもっとしっかりやっとかないと云々。

    まぁ私がやいやい言っても逆効果かもしれんのやけど、
    いかにもそのとおりの結果をもうちょっと自覚せなあかんよ。
    夢に終わるのか高専合格‥

    先日息子が学校で
    中学生対象のサマーセミナーを
    大阪府下のいろんな大学などで受けられるという案内をもらってきて、
    よく見ると大学だけじゃなく府立高専もある。
    内容は「3次元形状のモデリング(設計)実習」で、
    昼食をはさんで9:30~16:30までの無料講座。
    高専のHPに掲載されてた「体験入学」は3年生だけが対象で
    2年生の今年は無理とあきらめていたので早速申し込む。
    これによって漠然と高専に行きたい、から
    「どうしても高専で学びたい!」と気持ちが変われば
    もっと学習にも熱が入るかもしれんね。

    May 18

    ある?ない?

    最近私が起きるより早く登校する娘が、
    枕元で騒ぐので眠りを中断された今朝。
    ニュースによると深夜1時30分頃に大阪府の橋下知事が、
    府内の中学校・高校について今日から7日間休校を決めたという。
    眠い目をこすりながら、
    娘の高校のHPに何か記載があるか、
    と開いてみるがそれについては何もない。
    続いて息子の中学からメール配信があるか、と確認。
    それもない。

    台風なら前日からある程度予測がついているし、
    午前7時の気象情報で暴風警報が出ていたら休校、
    と判断基準がはっきりしているのだが、
    こんな場合どうしたらいいんや。
    高校に電話で問い合わせをしてもつながらない。
    とりあえず同級生とメールでやりとりしながら登校した娘。
    多分まだ登校途中であろう時刻に、
    「やっぱり休みやった、ちょっと遊んでから帰る」
    と電話が入る。
    いやぁ携帯手に入ってよかったねぇ‥と
    そんなことはどうでもいいのだが内心思う。

    一方息子はというと、
    何が起こっているのかわからずいつもどおり起床。
    寝起きでぼんやりした頭に情報の断片が少しずつ入っていく。
    そこへ近所の同級生Hくんから電話。
    今日って休み?という確認らしいがこちらもわからない。
    ニュースで言うとおり橋下知事が「今日から休校を決めた」なら、
    休校になるのだろう、とは思うが確証がない。
    府→市の教育委員会→学校への情報伝達と、
    学校がその対応をメール配信するのにどれぐらい時間が要る?
    深夜1時や2時に方針を発表して翌朝休校の連絡って、
    現実には厳しい話やな‥
    きっと学校へ電話が殺到しているだろうし、
    メール配信という連絡手段があるんだから、
    登校の準備をしながら連絡を待つ、というスタンスでいると、
    先ほどのHくんが「学校へ電話したら休みだと言っている」
    と再度電話をくれた。

    息子は制服を脱ぎ、のんびりモードに入る。
    私はどうも「息子に聞いた、Hくんからの情報」しかなくて、
    学校からの連絡を確認しないと気持ち悪いので、
    Hくんを信じないわけではないが、と前置きしたうえで、
    大事なことは「誰かが言ってる」ではなく
    自分で確認したほうが安心できるしそうあるべきやと思うよ、
    と暗に息子に気を抜くな、といいつつ、
    たびたびメールチェックをする。
    しかしいつも家を出る時刻になっても配信がない。
    こりゃほんとに休みなのかなぁ、と私も次第にのんびりモードに。

    普段私は月曜の休みなどめったにないのだが、
    今日は偶然すんごくめずらしく休みである。
    息子と朝食をとりながら他愛もないことを話し、
    食事を終えてもなんとなくそのままふたりで座っていて、
    娘に起こされて目覚めがいまひとつだった私は眠くなってきた。
    こりゃいかん、洗濯物を干さなきゃ、
    と立ち上がってうぅ~んと伸びをして洗面所に向かう。
    途中にあるPCに目をやるとメールの表示。

    え、中学からの配信や。
    「市教育委員会のほうで今だ決定されていませんので
    本日は通常通り登校‥
    早朝の電話で休校と返答したケースは誤りですので訂正‥」
    お~い!学校行かなあかんよ!早く早く!

    狐につままれたような顔で息子がとんでくる。
    7時54分に配信されていて、すでに30分ほど経っている。
    通常家を出るのは7時45分なので、
    配信を見てすぐに登校してもギリギリなのに、
    これから家を出るなら確実に遅刻である。
    うわぁ~仕方ない車で送るから早く用意して!
    慌てて再度制服を着て弁当箱をバッグに入れた息子。
    「Hくんに知らせなきゃ」
    電話するより早い、と走って行き、「休むって」と
    はぁはぁ言いながら走って戻った息子を車に乗せて学校へ。

    今日のような場合は遅刻になるのかどうか、
    わからんが遅刻に至った経緯を一応先生に説明しときや、
    と息子に念を押して降ろす。
    あぁ振り回された。
    でも私が休みでよかった。
    息子は実質10分ほどの遅刻ですんだはずである。
    帰宅したところへ娘の高校の担任から電話がかかってきた。
    今日から日曜日までの休校、
    水曜から始まる予定だった中間テストは延期、
    延期日程は未定、
    そして娘の体調確認となにかあったら学校に連絡を、
    という内容である。
    中学はきっと保護者宛の手紙を息子が持ち帰るだろう。

    この騒動が早期におさまることを祈る。

    March 25

    発表あれこれ

    昨日は「ひとりで発表を見に行く」という娘を見送り、
    いったん最寄り駅まで戻ってくる娘と、
    駅そばのショッピングセンターで待ち合わせ。
    合格なら午後はふたりで行って入学説明会、
    不合格なら私立校へ行って入学手続きである。
    まだ娘には携帯電話を持たせていないので、
    こういうときすぐ連絡がとれないのはもどかしいが、
    10時からの発表を見て、すぐ最寄り駅に戻ると10時半。
    公衆電話を探して電話しろ、と言うほどでもないか、
    と公立私立どちらでも行けるように準備して、
    私はショッピングセンターで待機。

    私としては出願を終えて競争率が出た時点で、
    「どうしても公立」という気持ちはなくなった。
    学区内どこを見ても普通課の定員割れはなくて、
    二次募集の道はあっさり絶たれたし、
    娘の性格や今後を考えると、
    私立に行って厳しい校則に揉まれるのもいいんじゃないか、
    と思えるようになってもうどっちでもいいやと。
    いや逆に私立のほうが娘に合ってるような気がしてきた。
    いまさら遅いが私立専願でもうひとつランク上げたらよかったか、
    と思ったほどである。
    まぁこればかりはどっちが正解なんてないし、
    娘に「ご縁」があるほうに通うということで納得するしかない。

    一般的に話に聞くほど私はハラハラもせず、
    ショッピングセンターの指定場所で待っていると、
    同じように親と待ち合わせをしているのか、
    制服姿の中学生が何人か通り過ぎていくが、
    娘の姿はなかなか見えない。
    もしかして不合格で、ショックのあまりとぼとぼ歩いてて、
    乗れるはずの電車に間に合わなかったんじゃなかろうか、
    と不安になってきた頃、遠くに娘らしい女子が見えた。
    娘にわかるように少し近づき、
    表情を読み取ろうとしたがいまいちわからない。
    指で小さく×を作って「あかんかったんか?」のサインを送る。
    途端に首を横に振って笑顔になる娘。
    いい笑顔である。

    すぐ義父母に電話させ、夫と義姉と私の姉にメールでお知らせ。
    そこまで終わって一段落、
    まだ11時前だというのに「すごくお腹すいた」と言う娘。
    よっぽど緊張していたんだろう。
    今回同じ中学の女子は3人いて全員合格。
    3人とも前期入試に失敗していて、
    ふたりはランクを下げてこの高校へ、
    娘は下げずにチャレンジしての合格なので、
    娘とあとのふたりは微妙にうれしさが違うようである。

    娘が中学生になるとき、ちょうど3年前に、
    娘の部屋に置いていた私や姉のモノを整理していて、
    私が高校入学時にお祝いとして買ってもらった時計を見つけた。
    そのとき「私が高校に入るときこれちょうだい」
    と娘が言っていたので、
    娘を待っている間に時計屋さんで電池を入れてもらった。
    29年前のだけど、シンプルなデザインは今でもじゅうぶん使える。
    合流した娘に「はい、今日からあなたの」と手渡す。
    サイズはぴったり、早速左腕にはめては時間を見ている。
    あぁほんとうに高校生になるんだな、と思う。

    早めの昼食をとって入学説明会に向かう。
    高校は北隣の市のさらに北の端のほうで、
    2年前に学区編成で統合されるまでは通えなかった地域である。
    当然こちらの市からの実績はほとんどなく、
    先生や在校生保護者にもなじみがない。
    在校生もほとんどが市内の近辺の子で、
    自転車通学率が非常に高いらしい。
    駅まで自転車15分・JRで15分・徒歩で15分かかる、
    と言うと「そんな遠くから来るの」と言われたが、
    それでも娘のレベルで行ける高校の中では、
    けっこう近いほうだからよしとしなければ。

    校舎入り口のガラス扉に合格者の受験番号が掲示されている。
    娘の番号は671。
    何枚かに分かれている紙の、
    左から2枚目の最後にその番号がちゃんとある。
    娘が来たとき、人だかりで下まで見えず、
    次の紙のいちばん初めの番号が672だったので、
    一瞬「落ちた!」と思ったらしい。

    自分の高校の合格発表を思い出す。
    私が時間より少し早く着いたのか、掲示するのが遅れたのか、
    掲示場所に着いたときはまだ掲示されていなかった。
    今は受験番号だけなのだろうが、
    当時は受験番号と名前が書かれた紙が貼りだされた。
    ロッカーが何列も並ぶ広い広い入り口の上に、
    受験番号の若い順に右から貼られていくのを、
    自分のところはまだかと首を伸ばして見ていた私。
    くるくる巻かれた状態で右端を留め、
    巻戻しながら左に向かって貼っていく、
    先生だか職員だかの手元を凝視する受験生たち。
    そろそろ自分の番号あたり、と思った頃、
    手に持った巻いてあるほうの紙の裏から文字が透けて見えた。

    私の旧姓は画数が多くて形がわかりやすい。
    「あ、あれ私や」 ←逆向きの文字で
    そしてその部分が表から見えるようになってから、
    あらためて自分の名前を確認するという、
    ちょっぴりまぬけな発表の瞬間であった。
    学校に着いたらあわてて掲示されてるとこに行き、
    自分の番号と名前を見つけて「やったぁ!」
    ‥って思ってたのにな。
    うれしいのはうれしかったけど、なんか予想と違ったな。

    保護者がおおぜい見に来ていたが、
    母は亡くなった後だし、父は学校関係に出ていく人ではない。
    出来のよかった姉がワンランク下げて合格した高校を、
    私もギリギリで受験することができ、運良く合格。
    発表の日は部活で学校に来ていた姉と校内で合流し、
    その日午後の入学説明会も姉に出てもらったっけ。
    入学式にも姉が出席。
    保護者席に制服を着た姉が他の保護者に交じって座り、
    先生が「あれ?お前何やってんの?」
    と不審がったという話を姉に聞かされ、
    そらそうやろな、と笑ったのがもう29年前だなんて。

    通う高校が決まった娘は、
    携帯電話を手に入れるためのバイト探し開始。
    こちらもどうなることか、と思うけど、
    あまり口は出さずにいよう。

    671
    March 24

    発表

    娘の高校入試は今日が発表。
    詳細はおいといて、とりあえず報告を。

    おかげさまで、公立校合格しました。

    March 19

    4年連続

    昨日小学校の卒業式に出席した。
    小学生の子どもなどひとりもいないのに、である。
    地域住民として「門番」をやっているおかげで
    来賓として招待していただき、
    ちょうど仕事が休みだったので
    調子にのってのこのこでかけたというわけである。

    「門番」は月・火・木が基本的に私の担当日。
    毎回私が行けるとは限らないので、
    ならして考えたら私が児童に会うのは、
    全登校日中の半分より少し少ないくらいになるのかな。
    特別よく知っている子はわずかだけど、
    校門を出て行くところを週に2回見るだけでも顔は覚えるし、
    「必ず挨拶してくれる子」や「話しかけてくれる子」がいて、
    けっこう門番おばちゃんは喜んでいたりする。

    6年生の最後の姿、それも卒業式という華々しい場である。
    せっかくお招きいただいているし、
    来賓席のにぎやかしに行くのもいいか、
    とセレモニーにふさわしいスーツを引っ張り出す。
    教育委員会のかたやいつもお世話になる駐在さん、
    中学校の先生・役員のかた、小学校のPTA役員に続いて、
    来賓席の一番端っこにすわりふと思う。
    そういえば今回で4年連続小学校の卒業式に出席している。
    先日中学を卒業した娘が小学校を卒業した3年前が一回目。
    翌年はPTAのお役目をいただき来賓席へ。
    次の年は息子が卒業だけどふたたびPTAの役で来賓席。
    そして今回というわけ。

    式次第は毎年ほぼ同じ。
    例年通り5年生が準備した菜の花畑の中で、
    卒業生は証書を受け取る前に、
    今後の抱負や両親への感謝を述べる。
    今年はそこに変化をつけて、
    授業でも取り組んだ英語を取り入れ、
    一文だけ英語で発表して日本語で補足するスタイル。
    最初の子が英語で話し始めたときは、
    何を言っているのかわからなくて
    保護者席にも「?」が飛び交っていたようだったが、
    後半日本語になったところで「あぁ英語やったんやな」。

    昨年度から現在の校長先生がいらっしゃるが、
    校長先生の祝辞は子どもひとりひとりに、
    いいところ・がんばったところを語りかけるスタイルで、
    子どもも親もうれしいお言葉が人数分。
    規模の小さい小学校だからできることだけど、
    そういうことができる、というのがマンモス校よりいいなぁと思う。
    別れの言葉、送る言葉に歌をはさむのも例年通り。
    娘の卒業を送った当時の5年生が、
    6年生になって卒業するのを息子たち5年生が送り、
    息子の卒業を送ってくれた昨年の5年生たちが、
    昨日今の5年生に後を託して卒業。
    それをすべて式場で見てこられた私は幸せである。

    うちの小学校はなぜか隔年で人数が少なく、
    一学年50人台~30人台と、
    卒業生と在校生の人数差が毎回10~20人ほどある。
    息子たちは人数の少ない年で、
    在校生としての送る言葉・歌はたいへん貧弱だった。
    当時の6年生の人数と大きな声に圧倒されていたのだが、
    翌年息子たちが6年生になって卒業するときには、
    人数が格段に多いはずの5年生が、やっぱり貧弱でしょぼい。
    「6年生になる」というのはこういうことか、と私は驚いた。
    その「人数のわりにしょぼかった昨年の5年生」も、
    今年は堂々と舞台で大きな声を出している。
    向かい合う5年生は人数も少なく小柄な子が多く、
    まるで息子たちを見ているようだが、
    これが3週間後には1年生を迎える役割を果たし、
    一年後には大勢の5年生を圧倒する6年生になるのだ。

    こういう思いで見ていると、
    自分の子どもがいなくても、
    児童の輝いている姿に、その頑張りに、
    何度卒業式を見てもその都度感動する。
    今年は中学校の卒業式を見た直後、ということもあり、
    さらにその感を強くする。
    中学校の式はいわゆる型どおりの、という感じだが、
    小学校の式は児童が輝くように演出してくれている、
    式という名の「ショー」である。
    出演者やその人数がかわっても、
    毎年その輝きは変わらない。
    門番を続けている間は毎年こうして感動させてもらえる。
    やめられない‥かもしれない。

    March 04

    再放送

    前期入試で不合格だった娘。
    どうしても公立に行ってもらわないと困るので、
    後期入試に全精力を傾けることになる。
    今回の志望校は前期ほど高望みをしていないので、
    すんなりいくんだろうなと思っていたのに‥

    私は休日だったので午前中に買い物をすませて帰宅。
    昼頃帰ってきた娘が懇談時間を変更したというので、
    「志望校は決まってるし、
    特に問題がないなら懇談しなくてもいいんじゃないの」
    と担任に電話で確認することにし、娘にかけさせる。
    すると担任は予想外にもぜひおこしくださいと言う。
    まるで前期入試の再放送のようではないか。

    懇談予定の2時間前にわかったからよかったものの、
    また同じことを学校でやるところであった。
    とりあえず家でちゃんと娘と話し合ってから行かないと、
    と昼食をとるのも忘れて意思の確認。
    結局入試までこれまでになく本気で勉強する、という
    娘の主張を聞きいれるかたちで、
    危険だけど志望校を受験させることに。
    しかしそうと決めた後で、
    じゃあどうやって勉強するの?という基本的なところで引っかかる。
    娘はこれまで「本気」で勉強したことなどないのだ。

    そんな娘をほったらかしてきた私もよくないのだが、
    言っても言ってもやりたいことしかやらない娘に、
    あれ以上エネルギーを使うのは過去の私には無理だった。
    幼稚園入園から9年間、
    親の言うことも先生の言うことも、
    話半分で聞き流し、
    楽しいことしかしてこなかった結果がこれやねんでと、
    いくら言っても娘には届かない。
    もうこれは塾頼みしかないのか‥

    March 03

    春まだ遠し

    娘の合格発表は「自分で行く」と言うので、
    私は行かないことにした。
    仕事だし、もし合格していても入学説明会はまだ先だし。
    知人や同僚にはぎょっとした顔で
    「なんで見に行かないの?」と訊かれる。
    これってそんなにとんでもないことなんだろうか、
    と逆に私が不思議に思うほどである。

    それでも少し気にしながら出勤し、
    事務所に入ってみればなんやかんやとプチトラブルが。
    手をとられ調査に時間を割き、
    ようやく片付けてやれやれと帰宅。
    娘はまだ帰宅していない。
    わからないまま「門番」に小学校へ。

    今日は非常に寒い。
    昼頃から降りだした雨も、
    先日来のあたたかさはなくとてもとても冷たい。
    この冬の「門番」中いちばんの寒さであった。
    日頃使わない電気ストーブを拝借し、
    半分だけつけて手足に暖をとる。
    それでも寒い。
    真冬の間でもここまで寒い日はなかったのに。

    すっかり凍えて小学校から戻ると娘がいる。
    「どうやった?」などと訊くまでもない。
    予想通り「撃沈」である。
    同じ中学の子は全員ダメだったという。
    成績で上から順に採るんやもん、
    たいして努力もしていない娘のこと、
    この結果にも私は納得。
    ちっともがっかりなどしないし、ショックもない。
    明日は中学校で後期入試に向けての懇談である。
    もう一回、やりなおしや。

    February 18

    2.17

    昨日娘は公立高校に願書を提出に行った。

    ずっと行きたいと言っていた高校は、
    家から2番目に近い、自転車で行けるところ。
    もちろん私もそこなら是非行かせたいと思っていたが、
    先日中学校での懇談で、
    それが叶わぬ夢であったことを思い知らされた。
    先生は淡々と、合格レベルと娘の成績を比較して、
    「このくらい足りません」とおっしゃる。

    あら、そんなに足らんのやったら無理やん。
    受験校のランク下げましょう。
    私は一瞬で判断して娘に変更を促すと、
    娘は「まさか」という顔をして泣き出した。
    以前から娘は、先生にそう聞いていたにもかかわらず、
    「難しいけど受けることはできるし合格の可能性はじゅうぶんある」
    と自分に都合のいいように解釈していたらしい。

    おめでたいヤツやなぁ。
    前夜私はネットで近辺の高校偏差値ランキングを見ていた。
    合格した私立校は希望の公立校よりずいぶん下で、
    「これでほんまにこの高校受けられるんかいな」
    と疑問に思っていて、
    念のために私立校レベルの高校を調べておいたのだが、
    やっぱりそういうことやったんか。
    泣いていて判断力のない娘を冷静にさせ、
    納得のしどころを探り、判断をせまる。
    これって今する話やないよなぁ、と思いながら。

    何も娘から聞いていなかった私も、
    突然の事態にけっこうショックを受けている。
    ここまで明白に「希望校は無理」やのに、
    なんで娘の思い込みを正す機会がなかったんやろ?
    電話でひとこと教えてくれてたら、
    家でデータを見せながら娘を説得するとか、
    塾の先生の意見を聞くとか、
    時間をかけて娘と話し合うことができ、
    娘も混乱した頭で、
    こんな大事な決断をせずにすんだのに。

    実は娘、私立の受験校を出願直前にかえたいと言って、
    担任の先生を困らせている前科者である。
    希望校に担任が面談に行くという当日、
    「落ちるのがこわいからランクを下げるそうですが」、
    と担任から職場に電話がかかってきたので、
    しばらく仕事の手を止めて担任と話をした。
    私が担任に「どう思われます?」と訊いたら答えは
    「本人の希望を優先します」であったので、
    そんなことする必要はない!とあわてて本人にかわってもらい、
    「本人の希望」を最初のとおりにするべく娘の不安を取り除く。

    結局そのときは下げずに受けさせ、
    合格したから私の選択は正しかったと思う。
    結局担任は「本人の希望」が最優先。
    たとえその希望が、
    今回のように身の程知らずの高望みであっても、
    私立のときのように下げる必要のないランクであっても。
    成績に照らした「指導」などしてもらえないのだ。

    娘は叱られるのがいやでテストの結果はまず見せないし、
    「行きたい高校はここ!」と決めてかかっているので、
    私は実際のところ娘の判断がどうなのか、
    がさっぱりわかっていなかったのは事実。
    おまけに娘は私の高校受験時と比べると、
    ずいぶん偏差値が違うので、
    私はそのあたりの高校のことをほとんど知らない。
    さらに学区編成が変わってまだ2年目なので、
    地域的に知らない高校がいくつもある。
    受験対策に力を入れている世間並みの母親なら、
    そのへんのことをいろいろ調べた上で、
    子どもとしっかり話をしているのかもしれないが、
    うちの場合は私がこの程度の知識。
    いきなり父親が懇談会に行ったようなものであろう。

    それにしても‥と後から娘を問いただす。
    担任は「無理な受験はするな」と言わなかったの?
    「別に言わなかったから、そこまであかんと思わへんかった」
    塾の先生は希望校について何も言わなかったの?
    「しんどいで、と言われたけどがんばったらいける範囲やと思った」
    ‥はぁ‥そうですか。
    娘も娘やけど、これはいい勉強になった。
    担任も塾も、この程度の学力レベルの子ども、
    その程度の親にはそういう対応だということやな。
    息子のときはそのつもりでいよう。

    で、不本意ながら仕方なく変更した学校へ出願に行った娘。
    帰宅後第一声は 「学校古かった」
    う~ん、開校して30年経ってるからなぁ。
    「やんちゃしてます、ていう感じの子が多かった」
    今中学でも同じくらいの学力の子はそうやもんね。
    「だいぶ並んで待った」
    受験する子が多いからね。 ←競争率高いんや!
    娘は不機嫌である。
    希望校と違うのは仕方がないが、
    受験校の印象は娘の想像をどうやら下回ったらしい。

    中学の延長ではない、
    学力でふるいにかけられるというのはこういうことや、
    と、少しはわかったのだろうか。
    私があれだけ「やったらできるからやれ」
    と言い続けたにもかかわらず、
    本気で取り組んでこなかった結果がこれなのだ。

    今朝の新聞に昨日夕方時点の出願状況が掲載されている。
    平均競争率は1.48倍。
    娘の受験校は280人に対し607人、
    なんと2.17倍である。
    今日夕方までにまだ増えるやろな。
    受験する半分以上の子が落ちるんか。
    娘は希望校を受けられなかったことに、
    挫折感を持っているかもしれないが、
    ほんとうの挫折はこれから味わうのだろうか。

    December 26

    筋肉痛の朝

    23日の祝日から始まって世間はクリスマス一色である。
    子どもたちはというと24日が終業式なのでやはり23日からお気楽モード。
    そんな中、物好きにも24日の午後3時から、
    中学校の校舎や校庭を掃除しましょう!
    という委員会活動が計画されていた。
    先月にも授業が終わったあと夕方に企画があり、
    参加者5名で一年棟の廊下や階段などを掃除したが、
    今回はクリスマスイブだし、こんな寒い時期だし、
    集まりは悪いやろな‥
    いやだからこそ私は参加しようと決めていた。
     
    通常のシフトでは、
    先輩が休みの日私は午後2時まで勤務なので、
    3時からの掃除にはじゅうぶん間に合う。
    そのつもりで特に休みを取ろうとも思わなかったが、
    決まったシフトを見ると先輩が休みで私が午後5時まで。
    えっ、これじゃ掃除に行けないじゃない!
    先輩に事情を説明して休みの変更ができるか訊いてみたが、
    今回は無理という返事であらら困った。
     
    そこで店長に直訴。
    24日はお客様が多くて何があるかわからないから、
    店長がフリーになれるよう、金庫番に事務員がいてほしい、
    という事情でとりあえず午後5時までのシフトを組んだ、
    ということは理解したが、なんとかして掃除に参加したい私。
    さらに店長に提案。
    お客様の「波」は午後5時前から6時頃がピーク。
    私は「休憩」という形で2時から外出して昼食・掃除に行き、
    5時からは金庫番に復帰して、客足が落ち着く6時半まで働きます。
    これでどうや!と店長を見れば、
    「あぁそうしてくれるなら」と円満解決。
     
    昨日は朝8時半の勤務開始から、
    「とりあえず2時に一段落」を目指して精算業務に励む。
    お客様からの電話やレジからの両替も頻繁でなかなか忙しい。
    なんとか外出できるようになったのは2時半。
    あわてて着替えていったん職場を出る。
    家に帰ってるヒマはないので車内でパンをかじる。
    中学校に着いたのは2時55分、間に合った。
    ほどなく委員会メンバーが1名到着したが、
    どうやら参加者は私と2人だけらしい。
    あぁ来てよかった。
     
    先月は清掃範囲指定のあと、
    先生方は職務があるので、と「おまかせ」だったが、
    今回は先生も一緒にやってくれるようである。
    「では校門脇の排水溝の泥上げをしましょう」
    と手押し一輪車・スコップ・十能などを運ぶ。
     
    土地の高い運動場や校舎側からの雨水が、
    校門下の地中を外の側溝に向けて流れる構造なのだが、
    校門を入ったところにある、
    校舎へ上がるコンクリートの段々の一段目が、
    排水溝の「ふた」状になっている。
    そのため土・落ち葉・ゴミが「ふた」の下部分に堆積し、
    とうとう雨水が流れずにあふれるようになったらしい。
    いわゆる「溝の泥上げ」ではなく、
    トンネル掘りに近い土木作業である。
     
    指示してくれているのは、
    なんと私が中学生のとき部活の顧問だった女性教諭。
    いくらなんでも力仕事をさせるわけにはいかないので、
    もちろん私がスコップを手に溝に入る。
    コンクリートの段々の下にもぐるようにして溜まったものをかき出す。
    一番上は落ち葉・次がやわらかい土、下へいくほど粘土質。
    積年の堆積で土は層を成し、
    落ちた木の実が根を張りめぐらせたのか、
    スコップが入らないほど固くなった土の中は切れた根っこだらけ。
    何年手を入れてないのかわからないほど、
    ずっとほったらかしだったようである。
     
    つながっているはずの溝は反対側からのぞいて見ても真っ暗。
    手近にあった棒で突いてみたが真ん中あたりで堆積物に当たる。
    あまりの状態の悪さに「無理やね」という声も聞こえる。
    しかしやりかけた私は少し意地になっていて、
    何が何でも開通させたい気持ちがむくむくとわきあがる。
    堆積物を半分ほど掘り進んだところで、
    息子の担任がスコップを手に「代わりましょう」と来てくれた。
    私よりひとまわり以上年下の男性なので、
    あぁ助かったとその場を託し、私は反対側から掘ることにする。
    詰まって真っ暗だった真ん中あたりは少し光が漏れていて、
    おお!もう少しや!とうれしくなってきた。
     
    しかしだんだん作業は難しくなってくる。
    穴の中にスコップ全体が入るほど掘り進んだが、
    進めば進むほど、
    スコップを持つ手に力が入らなくてかき出せなくなった。
    そのあたりでタイムオーバー、
    もういいでしょうということで終了である。
    一輪車で何杯もの堆積物をかき出して上げ、
    とりあえず雨水がじゅうぶん流れるくらいにはなったし、
    肉体労働の心地よい疲労感・達成感で満たされた私。
    あぁなんか、溝がスッキリしたと同じくらい、
    自分自身もスッキリしたなぁ。気持ちいい。
     
    職員室で少し休憩させてもらい、ふたたび職場に戻る。
    私が戻ると、予想していた店の忙しさに加えて、
    本社の監査室から書類を探せと依頼があったりして、
    店長はてんやわんやである。
    代わって書類を探し出してコピーを取ったり、
    金庫の管理をしたりしていると瞬く間に時間は過ぎ、
    気がついたら午後7時半。
    予定より1時間オーバーしたが、
    店は落ち着いたようだし、やっと帰れる。
     
    今日は休みで家でのんびりした。
    少し体がギシギシしている。
    いや中学校より自宅の掃除をしろよという気もするが(苦笑。
    August 24

    素手で、ということ

    本日は中学校のトイレ清掃に。
     
    小学校のPTA役員をしていた昨年・一昨年は、
    校内清掃で教室・トイレ・校庭を分担して清掃したものだが、
    今回はトイレ掃除ボランティア団体の方々にご協力いただいて、
    参加者全員でトイレ掃除に集中する。
     
    時にはテレビなどで取り上げられることもある、
    「素手で便器を磨く」というやり方である。
    グループに分かれて作業を始める前に、
    「デルマシールド」という皮膚保護剤を手肌にすりこむ。
    水に濡れても大丈夫で、一度塗れば数時間肌を保護してくれるらしい。
    グループのお世話をしてくれるボランティア団体のかた(リーダー)の説明によると、
    塩酸など危険な薬剤からも肌を守ると言う。
    塗った感じは「ホンマかいな」だったけど、信じるしかない。
     
    担当のトイレに移動し、←私たちは一年女子用トイレ
    それぞれ自分が磨く個室(=便器)が決まる。
    リーダーから手順の説明を受け、用具を受け取って挑む。
    最初の『壁』は和式水洗便器の溜まった水の中に手を突っ込むこと。
    それさえ違和感なくできれば怖いもんなしである。
    専用の磨き剤(コンパウンドみたいな液状のもの)をスポンジにつけ、
    もうこうなったらやるしかないと、
    焦げ付いた鍋を磨く感覚で便器に手を入れる。
     
    古い校舎に加えて普段の行き届かない掃除、
    おまけに使う生徒たちの不行き届きで、
    下見に来たボランティア団体のかたがうなったほどの現状である。
    最初の挨拶で団体の会長さんが言いにくそうに、
    「汚れたトイレは数々見てきましたが、
    ここの学校の『破壊』状況には驚きました」とおっしゃったのには、
    保護者が顔を見合わせて苦笑い。
     
    しかしそんなトイレも磨けば光る。
    汚れの段階に応じてスポンジ→ナイロンタワシ
    →サンドメッシュ(網状のやすり)を使い分け、
    これは落ちないだろう、と思うような汚れが落ちていくのに目を見張り、
    それならこれも、と磨く手にも力が入る。
    家の掃除もこれぐらい力を入れてやれよ、という感じである。
    リーダーさんのアドバイスを受けひたすら磨く。
    便器にたっぷり時間をかけ、次いで配管・壁・床と進む。
    2時間、休憩なし。
    保護者・先生方・一部の生徒も黙々と作業をする。
     
    個室が終わり、床が終わり、手洗い場も終わり、
    用具を片付け、長いようで短い2時間が過ぎる。
    最初集合した剣道場に全員が移動して、
    グループの代表が感想を述べ、おにぎりと味噌汁がふるまわれる。
    私たち保護者はともかく、中学生も便器に手を突っ込んだ。
    今日一緒に作業した子どもたちは立派である。
    どういう経緯で参加してくれたのか、
    まぁたいがい役員をしている親の強制なのだろうが、
    とにかくここへ来て、
    文句を言いながらも(文句も言わず、というわけではなかった)
    保護者と一緒にやり遂げたことは立派である。
     
    ほんとうは息子にも体験させたかったな。
    6月に行われた一回目の環境整備 ←これは戸外の草引き中心
    には自主的に参加して、たぶんそれがしんどかったんやろな。
    今回「僕はやめとく」と意思表示したので強制しなかった。
    娘は強制しても反発するだろうから対象外。
    今日頑張ってた子どもたちは、
    きれいになった便器以上に輝いて見える。
     
    そして作業前に「ホンマかいな」と疑ったデルマシールドは‥
    便器に手を突っ込み、研磨剤をつけたタワシを掴み、
    床に手を着いて磨いたわりに、
    指先や指の腹がちっともがさがさしていない。
    保護する、という役目はきっちり果たしてくれていた。
    なかなかのものである。
     
    こういう活動には賛否両論あろうかと思うが、
    なんのかんの言ってしないより、やってみる価値はあると思う。
    とにかくこれは「自分磨き」なのだ。
    学校としては、2学期に、
    きれいになったトイレをきれいなまま保てるか、
    が最大の課題であるが。
     
    April 08

    入学式 Ⅱ

    朝起きたときはきれいに晴れていたのだが、
    家を出る頃にはどんよりとした曇り空。
    それでも降っているよりマシ、と折りたたみ傘を持ち中学校へ向かう。
    帰りに教科書を入れるための大きな通学バッグを肩にかけた、
    金ボタンまぶしい詰襟学生服の息子とふたり、ほぼ2㎞の通学路を歩く。
    これまでは小学校まで800mだったので、
    息子にはずいぶん遠く思えるんやろな。
     
    ちょうど小学校前を通りかかったときに、
    通勤してきた先生おふたりに声をかけてもらって、
    照れくさいながらもうれしそうな息子。
    2年前の娘のときよりも時間に余裕を持って家を出ることができたので、
    話しながらゆっくり歩いても間に合いそうである。
    受付開始時間より少し早く着いて、
    あたりを見回すが、同じ小学校の子はまだ誰も来ていない。
    クラス分けの名簿を先生にもらい、とりあえず誰が同じクラスか確認。
     
    今年の1年生は89名。
    3クラスの規模の小さい中学校だが、さらに今年は人数が少なく、
    一クラスは30名で小学校と変わらない。
    息子は3人いる仲良しの子とは誰とも一緒になれなかったが、
    クラスには10人くらい同じ小学校の子がいるのでまだ気が楽であろう。
    小学校の6年担任だったK先生も様子を見に来てくださっている。
    通勤時間を合わせてお立ち寄りくださるとはありがたい。
     
    息子たちは上級生の先導で開式後に入場なので、
    ここで息子と別れて先に体育館に入り、着席して待機。
    中学は子どもたちが小学生ほどかわいくもないし、
    淡々と形どおりに式が進んでいくので、あまり楽しくはない。
    興味があるのは担任の紹介ぐらいである。
    娘の2年時の担任が3年に上がらずに息子の担任に。
    おまけに副担任は娘の1年時の担任である。
    私はあのお2人の先生から逃れられない運命なんやろか。
     
    いや待てよ、あのお2人が3年を担当しないとなると、
    娘の担任や教科担当に変化があるということか。
    1・2年は個人懇談もなるべくパスしてきたが、
    3年は進路相談があるので担任と話す機会が多くなる。
    始業式でクラス分けと担任がどうなってるか楽しみである。
    式が終わり、保護者への連絡事項を聞いた後体育館を出る。
    やはり雨が降り出している。
    まぁ天気予報どおりやから仕方ない。
     
    教科書や書類の配布で格段に重くなった大きなバッグを、
    「よいしょ」と肩からさげて、息子が教室から出てくる。
    保護者のかたは、
    1 帰りに荷物が増えて大変だから
    2 着慣れないスーツや履き慣れないパンプスで母が大変だから
    3 おまけに今日は雨だから
    と、車で来ているのが圧倒的である。
     ↑ 学校へは駐車できないが近くのスーパーなどを利用して
    しかし、我が家は違う。
     
    明日からは自分で歩いて通う学校である。
    教科書は自分が勉強するために必要なものである。
    水曜からは教科書に加えて弁当と水筒も持って行くのである。
    よって、入学式は歩いて行き、重い教科書を本人が持って歩いて帰る。
    これは中学生生活最初の試練である。
    もちろんスーツにパンプスの私も一緒に歩く。
    幼稚園の入園式・小学校の入学式もそうした。
    車でいらっしゃるみなさんが「乗せてあげる」と言うのを断って。
    さらに息子の入園・入学は着物で歩いたものだ。
    娘の中学入学時にもそうさせ、
    帰路は「重い」 「しんどい」 「なんでお母さん持ってくれへん」
    と半泣きの娘を冷ややかに振り返る母であった。
     
    加えて今回は雨、入園入学6回目で雨は初めてである。
    折り畳み傘を広げ、ふたりで歩き出す。
    うちの中学は通学バッグは自由なので、
    娘のは女子定番のナイロン製スクールバッグにした。
    持ち手を肩にかけて背中で支える感じで、
    ふうふう言いながらもなんとか持ち帰った。
    息子のはスポーツブランドのエナメルバッグ。
    娘のに比べると重心が低くなり、足に当たって歩きにくい。
    途中自転車屋さんの軒先を借りてショルダーストラップを短くする。
    多少はマシになるが、片手が傘で使えないため、
    持ち慣れない大きな重いバッグを支えるだけで大変そうである。
     
    娘のときは晴れてたもんな‥
    少し手伝ってやろうかな‥
    口では冷たく「自分の教科書やで、重くてもがんばれ」と言いながら、
    内心は揺れている私。
    しかし娘は入学時、息子よりもっと体が小さかった。
    ここで甘やかしてはいけない、と心を決め、
    わざとすたすた歩く。
     
    息子は徐々に歩くスピードが落ち、
    なぜかCMの「減塩・運動・胡麻麦茶」のフレーズを
    繰り返し歌いながらふらふら歩いている。
    知らない人が見たら、ちょっとあぶない少年である。
    ちょうど小学校前にさしかかったとき、
    同じ町のお母様が車で通りかかり、「乗って」と声をかけてくれる。
    ありがたいが、再度鬼母となり、「方針なので」と断る。
    家が見えるところまで来て、
    最後の力を振り絞って急に小走りになる息子。
    家に着いたら倒れこみそうなのを、
    濡れたバッグを拭けの、濡れた靴に新聞紙を詰めろの、
    濡れて脱いだ靴下をほったらかすなとさらに追い立てる。
    あぁなんて冷たい鬼のような母。
    これもすべてお前のためなんだよ、
    というのが、いつかわかる日が来ますように。
    April 06

    入学式

    4日は小学校の入学式。
    私の役員としての任期は4月末のPTA総会までなので、
    卒業式に続いて来賓としてお招きをいただく。
    校門の桜が満開でいいお天気、絶好の入学式日和であった。
    体育館に入るともう新一年生が座っている。
    床に足が届かなくてぶらぶらさせてるあどけないおちびさんが38名。
    息子もこんなだったのよね。
    それが今では私より大きくなって‥。
     
    型どおりの祝辞のあと、
    新6年生が5人くらいのグループで「小学校生活」を紹介する。
    登校・授業・休み時間・給食準備・掃除・下校と、
    寸劇仕立てで少し照れながら。
    先日の卒業式で「これからは僕たちが最高学年としてがんばります!」と、
    息子たちを送り出してくれたその言葉どおりがんばっている。
    その後一年生たちの間に混ざって立ち、
    一緒に「いちねんせいになったら」を歌っている6年生。
    おちびさんたちは急にお兄ちゃんお姉ちゃんが横に来て歌を歌い出し、
    「何事か」ときょろきょろしているのも微笑ましい。
     
    昨年の卒業式で、人数も多く元気一杯の6年生に対し、
    息子たち5年生はとても「しょぼい」感じがしたが、
    一年経った先日の息子の卒業式では、
    「昨年しょぼかった」息子たちがとても立派に見え、
    人数の多い5年生が弱々しく、やっぱり「しょぼく」見えた。
    私の目には今の新6年生はまだ「しょぼい」ままなのだが、
    こういう経験を一年間積み重ねて、
    卒業式には「さすが6年生」と思うほどになるのであろう。
     
    明日はいよいよ中学校の入学式である。
    どうもお天気は味方してくれそうにないのがちょっと残念ではあるが。
    March 10

    忘れてた!

    先週金曜日、サイン帳の回収が完了。
    昨日「全員回収しました」の載ったお手紙を印刷し、
    みんなに配布するよう息子に持たせて一段落‥のはずが、
    頭のすみになにか引っかかっている。
    「まだ何かあるんちゃうか?よう考えてみ」と言われているようで落ち着かない。
     
    なんやろ。
    記憶をたどりながらひとつずつ、
    「これは終わった、これもやった」とつぶしていく。
     
    あ”~!!
    ひとつ忘れてる! 今日って何日? えらいこっちゃ! 間に合うんか?
    頭の中で大騒ぎしているちっちゃいおっちゃんをなんとか押さえ込んで、
    落ち着け、切り替えろ、どうしたらいいんや?
    つとめて冷静になろうとする。
    2月22日、参観日のあとの懇談会で、
    卒業式に関して私は保護者のみなさんにある提案をした。
    せっかく承認いただいたのに、そのあとのことをすっかり忘れてたのである。
     
    人数が少ないこともあって、うちの小学校の卒業式は、
    厳粛な「式」というより、「卒業生と5年生の表現の舞台」である。
    体育館に作った菜の花畑の真ん中で卒業生が抱負を語ったり、
    送る言葉・別れの言葉もそれぞれ歌を交えてショーを見ているよう。
    保護者としてはビデオにしっかり撮っておきたいところだと思うが、
    ビデオ撮影が年々過熱傾向にあり、先生方はあまりいい顔をしない。
    昨年から先生が記録のために撮影したビデオを回覧することで、
    個人的な撮影の自粛をお願いするようになった。
     
    先生方は、学校側の押し付ける「禁止」ではなく、
    あくまで保護者の「自粛」という形でことを納めたいらしい。
    先生方の意をくんで、説明と提案をし、みなさんにご了解いただいた。
    そして後日のビデオ回覧を「希望する・しない」の意思を確認するために、
    みなさんにお手紙を配布します、と私言ったのに、
    お手紙まだ出してないじゃない。
     
    しばらく「先生に内緒」のサイン帳の回収で頭がいっぱいだったので‥
    なんてのは言い訳にならない。
    下書きして保存してあった文書に今日の日付を入れ、
    内容を確認し、あわてて印刷する。
    これは担任の先生を通じて配布・回収してもらうので、
    息子の連絡帳に配布依頼を書き込み、遅くなったことをわびる。
     
    じゅうぶん時間はあったのに、結局ギリギリになってしまった。
    というか、昨日思い出してほんとによかった。
    ただでさえ慌しい卒業間近に、配布・回収をお願いして先生には申し訳ないが、
    月曜に配布し、金曜締め切りにしたらとりあえず問題はない。
    子どもたちが登校するあいだには希望者が確定するので、
    すべりこみセーフ、かな。
     
    今度こそ、一段落。
    でも「ホンマか?」 「もう忘れてないやろな」
    ちっちゃいおっちゃんがまだざわざわしてるぞ。
    大丈夫やろか‥。
    あまり心配しても仕方ないので、
    気を取り直してサイン帳の包装をする。
    といっても100円ショップのキラキラ袋に入れてリボンをつけるだけ。
    リボンは先に成型してビニタイ ←ワイヤー入りの袋の口をねじってとめるヤツ
    でまとめ、ひだを寄せた袋に巻いてできあがり。
    簡単である。
     
    さきほど息子の同級生のお母様から、 
    「卒業式の準備で手伝うことある?」とお電話をいただいた。
    娘も息子も同級生で、同じ町なので子供会もずっと一緒。
    娘が中学入学直後にいろいろあったときは、
    ときどきお宅におじゃましておしゃべりしては気を紛らわせてたものだ。
    クラスの委員でもなんでもないのに、こういうときに一声かけてくれる、
    その気持ちがありがたくうれしい。
     
    サイン帳 
     
    September 21

    準備万端

    いよいよ2日後とせまった小学校の運動会。
    今日は5・6年生の子どもたち、先生方と一緒に会場設営である。
     
    午後1:30に集合、4年生以下の子どもたちが帰宅し終わるまで待機したあと、
    入場・退場門の設置・本部席のテント設営・観客席の杭打ち・ロープ貼り‥
    子どもたちは資材を運んだり、トラックの白線を引いたり、石拾いをしたり。
    校舎2階の窓からバックネット・登り棒・裏門の柱へと万国旗が渡され、
    いかにも運動会らしい校庭になった。 
     
    ‥いかにも働いたような記事だが、実は私は何もしていない(笑。
    昨年は脚立に登って門のネジを締めたり、杭打ちをしたり、
    力仕事をたくさんしたのだが、今年は男性の参加者が多かったのか、
    私の出番はなく、どんどん作業が進んでいく。
    「参加することに意義がある」と言いながら雑談してる間に、
    たいがいのことが終わってしまったのである。
     
    まぁいいか。
    昨年は杭打ちで先に筋肉痛になったけど、
    今年は体力を当日に使いなさいという神様の指示なのだ、きっと。
     
    日曜の天気予報は「曇時々晴」、予想最高気温は29度。
    2学期に入ってからも続く猛暑もわずかにやわらぎうそうな感じ。
    無事に報告記事が書けることを祈る。
     
    July 14

    かくれんぼ

    以前記事にしているが、息子たち6年生は、
    5月2日に「校内かくれんぼ大会」を企画していた。
    近くの山に登り、山が荒れてしまわないように竹の子退治をする、
    里山保全活動の日、その日がもし雨で山に行けないときのために、
    彼らは自分たちでルールを決め、校長先生と交渉して許可をとっていたのだ。
    当日は運良く(息子たちには運悪く)晴天だったため、無事里山保全活動を行い、
    かくれんぼ大会は立ち消えになった。
     
    その後しばらく、息子は「やりたかったな‥かくれんぼ」と何回言っただろう。
    他のお母さんに聞いても、「うちの子もそう」とおっしゃるし、
    子どもたちが自主的に企画・提案したことが実現しないのも惜しいな、と
    5月のPTA役員会のあと校長先生をつかまえて、実現の可能性はないか?と訊いてみた。
     
    校長先生の答えは、
    他の学年の児童がいない状況で、担任やPTAが6年生児童の安全を確保できるならOK
    というものであった。
    それは学年の親睦会という名目で、
    6年生児童と保護者だけ土曜日に学校に集合し、決めたルールどおり、
    安全にできるならやっていい、ということだ!!
    早速6月の参観日に行われた懇談会で保護者のみなさんに提案したところ、
    大きな拍手で認めていただいた。 やったぁ!
    「かくれんぼ、できるようになったよ」と伝えると大喜びの息子。
    そこからは実施日を決めて細かい段取りを担任の先生と打ち合わせ。
     
    やっと今日、「6年生親睦会:校内かくれんぼ大会」が無事行われたのである。
    私は最初から最後まで、一番危険箇所の多い体育館で見張り役。
    やってくる子どもたちは、マットの間・倉庫・舞台のカーテンの後ろなど、
    思い思いのところに嬉々として隠れている。
    鬼の子どもたちも入れ替わりやってきては捜す捜す。
    制限時間が過ぎて終了の放送が入ると、見つからなかった子どもたちが
    ごそごそ出てきて、誇らしげに集合場所に戻っていく。
     
    鬼を交代して3回戦、すぐ見つかっちゃう子もいれば、
    何度もそのあたりを鬼が見ているのに、ちっとも見つからない子もいる。
    みんなとっても楽しそう。
    息子のやりたいことを、親が段取りしてさせてやるなんて、
    親ばかかと思ったけど、やっぱり実現させてやれてよかった。
     
    ちなみに息子、体育館の倉庫に駆け込んだはずなのに、
    見つかっていないはずやのに、終了の放送のあとも姿をあらわさない。
    あれ?おかしいな。
    みんなが集合場所に戻って、ひっそり静かになった体育館。
    倉庫の奥でカタンと音がする。
    あわてて見に行く。
    いた‥スチールの棚に登って隠れたのはいいけど、
    いざ出るとなるとあちこち引っかかって時間がかかってる。
    ほこりだらけで汗だくになってる息子。
    あほやなぁ。でも見つからなくてよかったね。
    June 02

    日曜参観

    6月は毎年小学校の日曜参観がある。
    昨年は町会の行事と重なって、せっかくの機会なのに夫は学校へは行けなかった。
    今年は明日3日。他の予定がないので夫も参観できるうえ、
    参観のあとに行われる「体育交歓会」にも参加してもらうことになっている。
     
    体育交歓会‥
    今年度私が副委員長をしているPTA保健体育委員会主催の行事である。
    教職員と保護者に参加を募り、ソフトボールとバレーボールでともに汗を流し、親睦を深める。
    例年参加者はそんなに多くはなく、役員が中心。
    みなさん先生方や他の保護者との親睦よりも、日曜はご自分の予定で忙しかったり、
    家でのんびりしたかったりするのだろう。
     
    私は昨年も役員をやっていたのでバレーボールに参加し、
    「もしかして生涯最後のバレーボールかも」と楽しんで試合をしたのだが、
    まさか今年も役員やってて、またバレーボールをやることになるとは思わなかった。
    だから今回こそ「生涯最後のバレーボール」かもしれない。
    昨年は試合後数日は手首がはれ上がりえらいことになったので、
    今年は腕を保護するために長袖を着ていかなくちゃ。
    夫にはソフトボールのライン引きや、道具の準備を依頼。
    今年度夫は連合子供会のソフトボールチームの世話役をしているので、
    そこらへんのことはおまかせしちゃうのだ。
     
    現在我が家の冷蔵庫、冷凍室には牛乳パックで作った氷が13本入っている。
    明日グラウンドで参加者に配る飲み物を冷やすための氷である。
    普段は結構食べ物でいっぱいになっているが、この氷のために食べて中身を減らし、
    パンの買い置きもやめ、アイスノンなんかもいったん出してスペースを広げる。
    以前一度ご長寿家電として紹介した20年物の2ドアの冷蔵庫であるが、
    冷凍室に1リットルの牛乳パックが立てて入れられるところがすばらしい。
    まず6本作って凍ったものを寝かせて別の場所に移動。
    さらに6本作り、まだ入ったのでまた1本プラス。
     
    明日はこの氷を持って朝8:30に学校集合。
    8:50から参観→学級懇談会→体育交歓会 で昼すぎに帰宅。
    夕方はPTAと先生方の懇親会で食事→二次会と一日中学校関係者とご一緒する予定。
    う~ん‥ちょっと疲れるかも。
    おとなしくしてたらいいんだけど、話したり笑ったりが忙しくてそれで疲れるのよね(笑。 
    May 02

    晴れて残念?

    小学校は今日遠足だったが、6年生は来月修学旅行に行くため遠足はなし。
    近くの山に登り、里山保全活動にいそしんだ。
    その山へは入学以来何度か登り、木を植えたり植えた木の成長を確認したりしている。
    今回の目的は竹の子撲滅作戦。
    放置すると竹やぶになってしまい、山が荒れるので今の時期に出てきた竹の子を掘る。
    育った竹を切ってまわるより労力が少なくてすむし、子どもでもじゅうぶんできる方法である。
    ただ食べるためではなく、里山を守るためにわざわざ行って竹の子を掘らなくてはならないのか‥
    子どもの活動のおかげで、これまで認識していなかったことに気付かされる。
     
    帰ってきた息子はさすがに疲れた様子で非常に目つきが悪い。
      ↑ 一瞬「怒ってるんか?」と誤解を招く
    慣れない山登り、登るだけじゃなくて肉体労働付きだしね。
    雨降りを願っていたのに、晴れてしまったのもあって少し残念そう。
    「雨を願っていた」‥?
    実は雨で山へ行けない時のことを考えて、別の「お楽しみ」を用意していた息子たち。
    その「お楽しみ」とは‥
     
    他の学年が遠足で出かけているのをいいことに、
    学校内全部を使って「かくれんぼ大会」をするつもりだったのだ。
    それだけを聞くと、「ちょっと子どもっぽいんじゃないの」と思う。
    子どもたちがただ大騒ぎをしたいだけなら担任の先生が許さないところだが、
    みんなで話し合ってルールを決め、「入ってはいけないところを明確にする」
    「廊下は絶対走らない」 などの条件を示して校長先生に子どもたちが直談判。
    OKをもらった子どもたちは大喜びで楽しみにしていたのだ。
     
    話を聞いた私もなかなかいい企画だと思った。
    担任は「まず許可がおりないだろう」と思っていたらしいが、
    子どもたちが自主的にルールを作り、提案したことを校長が評価してくれたところがうれしい。
    とはいえ里山保全は大切な地域住民の役割だから、子どもたちにぜひ体験してもらいたかったし‥。
    結果里山保全については無事活動することができた。
    あとは「かくれんぼ大会」である。
    子どもたちがせっかく立てた企画だから、できれば実現させてやりたい。
    子どもたちが弱冠12歳で 「企画」&「提案」 → それを実現する喜び 
    が味わえるなんてすばらしいことじゃない?
    うまいぐあいに私は昨年に引続き、PTA学年代表を引き受けている。
    担任の先生や校長と会う機会が多いので、今年度中になんとかならんかやってみようと思う。
    ‥親ばかなのかなぁ‥
     
     
    March 16

    もらい泣き

    今日は小学校の卒業式。
    息子が在校生で出席するし、私もPTA役員のためお招きいただいた。
    天気が不安だったのが、昨夜早くに雨が降り、今朝はきれいに晴れている。
    おおっこれは晴れ男PTA会長のおかげか、
    はたまたみんなの祈りが天に通じたのかは不明だが、
    とにかくいいお天気の中、学校へと向かう。
     
    先週あたりからインフルエンザが6年生に流行している。
    よそでは卒業式ができない学校もあると聞くが、
    今日はひとりも欠けることなく、よろこびの日を迎えることができた。
    卒業生53名、昨年の娘のときと同じく菜の花畑(5年生が体育館に設置)の中で
    「中学生になったら」とか「将来の夢」を発表した後、卒業証書を受け取る。
     
    それに対して息子たち5年生は33名。
    6年生の「別れの言葉」や歌の迫力に圧されて、日頃の元気はどこへやら、である。
    「送る言葉」もがんばってはいるが、どこか弱々しい。
    昨年の娘たちに比べても、今年の6年生は力強かったなぁ。
    歌いながら、涙をこらえ切れなかった6年生。
    思わず私までもらい泣きしちゃった。
    さて来年は息子たちも堂々とした6年生になっているんだろうか。
     
    今日の発見。
    昨年座った「保護者席」より今回の「来賓席」のほうがよく見える。
    来年またここに座るために、もう一年役員やろうかな‥ ←ちょっと本気
     
    地域柄、着物姿で出席しているお母さんが多い。
    帰宅後息子に、「来年の卒業式にはお母さんも着物にしようかな」と言うと、
    「それはやめて」とすかさず却下。
    なんで‥?
    「なんかお母さんが、がんばりすぎてるみたいなのはいやや」
    さらに「僕はふだんのお母さんがいいんや」
    そうか‥主役は君だもんね。
    わかった。
    でもそれって、おしゃれしたら別人になるってこと??
    今日のアンサンブル(グレーのワンピに黒のジャケット)もお気に召さなかった??
     
    ‥確認の結果
    今日の姿ならOKなんだと。 ホッ
    January 19

    広報

    今年度PTAの広報委員をやっている。
    活動は1学期と3学期に配布する広報紙の作成である。
    昨日は作業日。
    仕事が休みなので午前中のんびりと過ごし、午後は学校へ。
     
    私は以前の職場でも広報紙作成を担当していた時期がある。
    それが私のパソコン人生の始まりでもあった。
     
    職場ではB4・6段組み・4ページの広報紙をワードで作っていた。
    記事の原稿を各担当者からもらう。
    原稿が手書きのものは入力し、テキストのものは位置を決めて流し込む。
    タイトルを作り、写真をそろえ、空きスペースを調整し、イラストを入れる。
    最初はこわごわだったが、諸先輩方にいろいろ教えていただきながら覚えた。
    すべての記事を入力した紙面と使用する画像を印刷屋さんに渡し、校正もやる。
    慣れたらほとんどの作業を、自分なりにできるようになった。
     
    今、「広報委員会の一員」として妙にアナログなやり方で紙面を作っているのがもどかしい。
    たとえば先生や生徒が書いた原稿を、業者指定の原稿用紙に書き直してから業者に渡す、というやり方。
    つまり、先生があきらかにパソコンで作成した文書を、原稿用紙に委員が書き写しているのだ。
    手間がかかり、間違いの元を作ることがよくある。
    そして別の用紙でレイアウトを指示する。独創性はなく、無難に無難に。
     
    印刷屋さんと学校の間で、「こういう形でやりましょう」と決めていることだと思うので私などが何を言うことでもない。
    昔はもちろんそれしか方法がなかったはずである。
    しかし、今はパソコンで文章を書き、写真もデジカメで撮る場合が多い。
    印刷屋さんにしても、できるならば原稿・写真ともにデータで受け取りたいんじゃないの?
    デジカメで撮った写真を普通紙や写真用紙にプリントアウトしたものを手渡すより、画像データがいいでしょ?
    ‥と思うのは私だけ?
     
    手書きで原稿を写すと時間がかかるし、確認事項も多くなる。
    作業日はそれなりに忙しく、校正にも手間がかかるので「広報委員=大変」となっている。
    年度始めに役員が所属する委員会を選ぶとき、広報が不人気度で1・2位を争うのはそのためである。
     
    学校のPTA活動はこれ以外にもかなり保守的。
    「時代遅れ」をひたすら前年踏襲。
    いやいや、少々辛口の物言いになってしまった。
     
    役員にあたった人が、特別大変な思いをすることがないよう、改善の余地がいろいろあるのでは?
    そう思う事が、実際役員をやってみていくつも見えた。
    私は楽しくいろんなことを経験させてもらっているからたいがいのことは平気。
    でも周りを見ていると、みんな「役員はいや」。
    選ばれて「しまった」ら悲しみのどん底へ一直線、という感じ。
    会議や行事ごとへ出るための時間の工面、会費の徴収や親睦会での出費など、やはり負担が大きいのだろう。
    来年度もやってもいいよ~なんて思っている人間は多分私だけである。
     
    役員をやって得したこと‥
    校長先生から年賀状をいただける。
    お年玉つき年賀はがきである。
    賞品をゲットする確率が、1枚分増えるのだ。←それだけかよ!
     
    それだけかどうかは、やる人の気持ち次第。
    役員をやることでできた人脈は、この地で生きていく中で、いずれ役に立つこともあるだろう。
    会費などの出費も、人脈を買ったと思えば安いもの。
    そう考えたら、けっこうお得‥かも。 
    October 17

    今日は参観日

    今日は息子の授業参観、仕事を早退して小学校へ。
    今回5年生は社会科の特別授業で、「交通から環境を考える」がテーマ。
    校庭で「エコカー」に体験乗車できるという楽しい学習である。
     
    目玉は西日本に1台しかないという、開発費3億円の燃料電池車
    大阪府の職員の方が子どもたちにいろんな説明をし、質問に答えている。
    水素満タン充填で300㎞の走行が可能。ふむふむ。
    しかし充填基地がこのあたりでは大阪市内に1ヶ所しかないからそこから半径150㎞以上のお出かけはできないんだよ。なるほど。
    排気ガスが出ないからマフラーがないんだね。あっほんとだ。
    子どもと一緒になって説明に聞き入る私。
     
    もうひとつの目玉は、木製ボディの2人乗りコンパクトカー。
    これは木炭を燃やして発生させる一酸化炭素とソーラーのハイブリッドで、学区内にある工科高校の生徒が手作りしたもの。
    外観は地味ながら、時速60㎞で公道を走れ、坂道も平気のパワフルなヤツ。子どもは大喜びで、助手席に乗せてもらって校庭を2週。
     
    他には天然ガスで走る市のごみ収集車、排気ガスの比較実験をするためト○タ「プリ○ス」・ディーゼルエンジンのトラックも校庭に並ぶ。
    子どもたちは3つのグループに分かれて試乗・実験と移動していくのだが、「保護者も同じグループで行動してください」と指示が出る。
    「子どもだけでなく、保護者の方もお勉強だよ」というワケで、日陰でおしゃべりなんかしていちゃダメなのである。
     
    10月半ばとはいえ、本日大阪はみごとな晴天で最高気温は27度。
    特別授業のため時間延長で90分もじりじりと日に焼かれてしまった。
    でも子どもと一緒に3億円の燃料電池車にも、100万円の手作りハイブリッド車にも乗せてもらったからいいか。
    大人もなかなか楽しい授業だった。