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    August 24

    すがすがしい

    この夏何試合かテレビで観戦している高校野球。
    決勝戦の今日は仕事が休みなので、
    大会初の新潟勢優勝なるか‥とテレビの前に。
    私はどうも判官贔屓なのか、
    どの試合でも勝ち目のなさそうなほうを応援してしまう。
    中京を応援するかたがたには申し訳ないが、
    日本文理の投手が連戦ひとりで投げ抜いていると聞くと、
    今どき継投するチームが大多数やのに
    ひとりでピンチを背負ってきたんかあんたは
    とつい気持ちが傾く。
    それでなくても
    豪雪の日本海側から少ない練習量で決勝に勝ち進んできた、
    そのことだけでもすばらしいと思う。

    前半追いついて同点としたものの
    中京が1イニングで6点も加えたのであぁもうあかんなぁ、
    と思いつつ息子とふたり日本文理を応援していたが、
    1点ずつしか返せない後半、9回の攻撃も2アウト‥
    その時点で6点差であったのに、
    そこからの猛攻でどんどん点差が縮まっていく。
    3点差、2点差となったとこらへんで、
    これで負けても悔いなしやなぁという気がしてきた。
    いや、実際たたかっている彼らはそりゃ勝ちたいだろうけど。

    結局5点を返し1点差で高校球児たちの夏は終わった。
    いやぁええ試合やったなぁ。
    負けた日本文理の選手たちに涙はなく、
    観ていてとてもさわやかな気分になった。
    息を詰めて一球を見守り、攻守にハラハラドキドキする
    この高校野球の魅力は、
    使い古された言い方ではあるが
    「筋書きのないドラマ」それに尽きる。
    多額の制作費をかけた映画よりよほど見ごたえがある。

    今大会も出場していた大阪のPL学園が
    昔、準決勝・決勝の2試合連続
    奇跡的な逆転勝利で優勝を飾ったことがあった。
    その頃から10年間くらいPL学園は甲子園の常連で
    あまりにも何度も校歌を聞いたせいか、
    私は今でも後ろ半分は覚えていて歌えるのだ。
    まぁよその校歌なんか歌えても何の自慢にもならんけど。
    そのとき準決勝でPLに逆転負けしたのが中京。
    最近、といってもずいぶん経つが
    以前選抜で分校として初出場した
    和歌山県の日高高校中津分校と対戦したのも中京。
    中京は春夏ともに出場回数がものすごく多いので、
    いろんな「記憶」や「記録」にその名が挙がるチームであろう。
    今日の中京はさすがに9回はヒヤヒヤして
    「快勝」ではなかっただろうけど、
    キャッチャーも抑えのピッチャーも2年生。
    日本文理では打撃で活躍していたショートが2年、
    彼らはもうすでに「来年」が始まってるんやろな。

    姉が高校野球命だったので
    学生時代は姉につられて毎年観ていた。
    社会人になってから長らく見ていない時期があって
    今見ると、ヘルメットの形状とか違うし
    打者が手袋や肘あてやフットガードをみんな着けてるし、
    報道も注目選手ばかりで
    高校野球も雰囲気変わったなぁと思う。
    素手でバット持って垢抜けないユニフォーム着て、
    がむしゃらにやってた感があったのにな。

    March 27

    チューリップの思い出

    昨年の春、裏庭にちょっとひ弱な赤いチューリップが咲いた。「あれ?こんなとこに‥植えてないのに」と思ったけど、「もしかして‥」
     
    息子が幼稚園のとき、園でチューリップを植えた。その鉢植えを持ち帰り、家で咲かせた後、「秋になったら植えてみよ」と球根を掘り出してととっておいたんだ。その後時間に追われて植えるのすっかり忘れてた私。縁の下で3年あまりを過ごし、干からびた球根を掃除のついでに見つけたとき、「もうダメだろな」と裏の植木の根元に放り出した‥
     
    それにちがいない!
     
    「土に還ればいい」とじゃまにならない木の下に投げたつもりだったのに、チューリップは「土に還ってなるものか!」と時期を計って根を張り、日当たりの悪い木の下で茎を伸ばし、ある日ついに赤い花を咲かせた。
     
    自然の生命力ってすごい!
     
    感動した私はあわてて娘と息子を呼んで花を見せた。「僕のチューリップ!」と喜ぶ息子。あぁ、あの時球根をごみ箱に捨てなくてよかった。
     
    昨年娘とひとつずつ植えた玄関前のチュ-リップがずいぶん伸びてる。いつごろ咲くんだろ、とわくわくする今日この頃、となりのいちごが先に花をつけた。
    March 18

    ちょっといい話

    友人の娘さん(高1)の話。
     
    クラスの雰囲気に合わなくてずっと孤立して過ごし、「学校へ行きたくない」 と母である友人に洩らしていた毎日。それでも欠席することなく1年間通い続けたというので、えらいなぁと感心。そして‥
     
    3学期の終わりにクラスの女の子のうち2人が「家に遊びに行きたい」と言ってくれたそうです。 来てもらっていろんな話をし、娘さんは自分の気持ち(クラスになじめなっかたこと)をその2人に打ち明けることができた。 それだけでもよかったよかったなんですが、さらに来てくれた子から「わたしは休み時間にひとりですごしているあなたを尊敬していた」との発言! その子達は程度の差はあれ、無理して周りの子に合わせていたんでしょうね。
     
    そうやって見てくれてる子がいるとわかったら、娘さんはきっと大丈夫。2年になってクラスが変われば気持ち新たに出発できる‥転校も視野に入れて様子を見ていた友人も、ほっと一息。
     
    いくつになっても人間関係はむずかしいものです。学生時代は特にそうです。中・高校時代にいい思い出ばかりじゃなかった私には娘さんの気持ちがすごくよくわかる。 この結末に思わず涙が出ました。
     
    「だれかと仲良くなること」はある意味簡単かもしれない。話を合わせて一緒に行動すれば仲よさそうに見えるでしょう。でもお互いを認め合って、ずっと友達でいたいと思う相手は、一生のうちそんなにたくさんは見つからないんじゃないかな。 私は、とても大切に思っている友達のうちのひとりと、高校の時にめぐり合えた。彼女のおかげで、時々くじけながらもなんとかやってこれたと思ってる。
     
    安心して心のうちを話せる友人がいるって、とても素敵なこと
    高校を卒業し、いくつか経験した職場の同僚 や、子どもがらみのお付き合いの中でも、大切にしていきたいと思う何人かの人と出会えたし、いつも支えてもらってる私は幸せ者。ありがたいことです。