November 25
会場に入るともうすでに来ているかたがたが着席していて、
私たちも前後真ん中あたりの列の空いている席に着く。
うちのように母親と息子の組み合わせはもちろん、
父親と息子、2列前には父親と娘がいる。
両親ともに息子と来てる家族もいるし、
友人同士なのか子どもふたりで来ている男子も。
受付でもらった資料をぱらぱら見ながらしばし待つ。
校長挨拶のあと高専についての概要説明に続いて
OB講演会と称して卒業生である准教授が
高専で学ぶことのメリット・デメリットを
普通科高校→大学工学部へと進学する場合と比較しながら語る。
どちらかというと親向きの内容で、
到着するまでの緊張と疲れからか息子は船を漕いでいる。
あったかい室内で大人向けの話やもんな、
つついて起こすがまたすぐ頭が落ちるのも仕方ないか。
休憩をはさんで1年から5年までの在校生8名が協力しての座談会。
学んでいるコースや出身中学、通学時間などの自己紹介、
自己アピールや属しているクラブの紹介、
設問に答える形での「現役高専生の生の声」が聞ける。
「なぜ高専を選んだか」には大学受験がないからという答えが多く、
さきほどの准教授の話と合致するし、
5年生は決まっている進路・就職先のことを
非常になめらかなトークで話す。
受け身で学ぶ普通科の高校生や、20歳の若者
‥たとえば甥っ子たちがちょうどそうなのだが‥
よりもしっかりと見えるのは、
「ここでこれを学ぶ」という意思のもとで学んできた成果か、
また学習の中で数ある発表の機会に鍛えられたか。
親が卒業生で子どもを入学させる事例が多いというのも
さもありなん、という気がする。
今回ここに来ている中学生は皆3年生で、
質問タイムでは「受験時の面接に向けてどんな準備をしたか」
という声が保護者から出ていた。
2年生で来ているのはたぶん息子だけであろう。
我が家はまだ先の話だけど、彼らはあと3ヶ月かぁ。
来年もう一度来るなら、この会場の中の誰かが
一年生として前に座っているかもしれない。
私が高校受験した30年前は高専の情報などなかったし、
もし知っていてもここまで通うことは不可能だったろうけど
戻ってやり直せるなら私だってここで学びたかった。
現役の学生ご本人たちが言っていたが、
高専を選ぶような中学生は(同時にその親は)
一般的には「変わり者」なのだそうである。
確かにそうかもしれんなぁ。
私はもちろん息子もすでに変わり者だと自覚している。
心の中で息子に
「やっぱりお前の進む道はここやで」と告げる私。
座談会が終わって昼食タイム。
持参の昼食をとるのに会場の席または食堂を使ってよいらしい。
朝慌てないようにと、コンビニのおにぎりに
家にあった買い置きのパンと飲み物を持っていった私たち。
半分以上のかたがたが食堂へ行ったのかがらんとした会場で、
私たちはわざわざ食堂に行かなくてもいいか、と
その場でおにぎりをほおばる。
午後は校内各所で行われている展示や設備を見学できる。
場所の説明がひととおりあってあとは自由。
行く先々で学生や担当の先生が待ち構えていて説明してくれる。
実験に使ったいろんな装置や、文化祭で使った展示物、
クラブ活動で作っている鉄道模型の制御装置。
原付バイクのエンジンを改造して作った1人乗りの車は
軽量化のためのダンボールのボディに
強度を持たせる目的でFRP塗装を施してある。
説明する学生はみな目を輝かせて楽しそうだし、
「必要な部品はちょうどいいのがないので自分で作った」
という話が何度も出てくる。
それも先生ではなく学生がさらっと言うのである。
私の父親が基本的にそういう人だったためか、
私が時代的にそういう育ち方をしているせいか、
息子も「ちょうどいいもの」は自分で作ったり工夫できる人であれと思う。
工場棟に入るとずらりと並んでいる実習で使う旋盤。
なんとなく「なつかしい」気がするのは
昔すぐ近所にあった糸の工場を思い出したからか。
私が小学校低学年の頃、母が働いていたそのちいさな工場に
学校から帰って宿題をすませると行ってもいいことになっていて、
糸巻きの芯棒を借りてころがして遊んだり、
見張り役として機械の間をまわり、
「あそこで糸が切れた」と母に報告したりしていた。
報告を受けた母はすぐそこへ行って糸をつなぐのである。
私の中では機械の匂いがその記憶につながっているのかもしれない。
場所を移してエンジンの学習ができるところでは、
中の爆発とピストンの動きを見られるように透明シリンダーの装置があり、
先生が「じゃあエンジンをかけてみましょう」と紐を引くのを見ると
その部分は父が発動機につなげてたエンジンとおんなじ形状。
幼い私たちにも父は紐を引かせてくれたけど、
結局私がエンジンをかけられたことはあったっけ、なかったっけ。
ここでも昭和の記憶がよみがえる。
息子は工場棟にあまり興味はなかったみたいで
付き添いの母ばかりが楽しんでいる、という有様であったが。
ほぼすべての展示・設備を見学した。
先生方は皆さん非常に熱心に親に対して勧誘なさって
「うちの子はまだ2年生で」と言うと
ちょっとがっかりしたような感じがありありと見えた。
息子が「おもしろかった」と言うのが最大の収穫と
アンケートを提出して名札を返却、帰途につく。
息子に駅までの案内を託し、来たときとは別の道を歩く。
ほんとうは朝こっちから来たかったんやけど、
車のおばちゃんがせっかく声かけてくれたから
あそこで曲がったんや、だと。
あえて朝と違うところばかり通り、
結局少し遠回りになったが無事駅に。
あともう少し、なんだけど今日はここまで。

November 24
締め日前後の9勤を昨日終え、ようやく休みがやってきた。
今日から来週月曜までは飛び石で休みが続き、
そのあとはまた勤務が続くという変則シフトである。
極端に言うと今しか休めないのでまとめて休んどく、という感じ。
新しい店長は10月末に辞令が出たものの
もといた店の引継ぎやら引越しやらなんやらで
なかなかすぐこの店には来ていただけなくて、
ようやく着任された11月8日以降も
直接前任の店長と業務を引き継げていなかったり、
あるはずの書類やデータがなかなか見つからなかったりして
店長として仕事をする以前の段階で非常に慌しくされている。
おまけに退職が決まったKさんの後任人事は進んでいなくて
店長がKさんにお願いして
1ヶ月退職日を延期してもらってしのいでいる。
先輩の退職に向けて引継ぎを始めた8月末からこちら、
ほんとうに気の休まるときがなく
職場のことにエネルギーを使うので、
日々の夕食メニューを考えるのがとにかく億劫になる。
家族がいるので作らないわけにはいかない、
というのがまだ救いで
なんとかまわらぬ頭で考えて作ってはいるのだが
時間の制約と思い通りに買物ができないので
材料が中途半端だったりして
食卓には同じようなものばかり並んで家族に申し訳ない。
どうも私はほかに気がいくと「食べる」ことが苦手になる。
何を食べるか、またはこれを食べたいかどうかを判断するのが
とっても面倒くさくなって食べないほうがラクなのである。
おいしいものを食べるのは大好きなんだけど、
そないにうまいことおいしそうなものが目の前に出てくるわけもない。
自分が食べたくて作るわけではない昨今、
できあがった夕食も体を維持するため、倒れないためだけに食べる。
もちろん食べてるときはそこそこおいしいと思ってはいるのだけど、
次はあれを作ろう、とか、
これも食べたい、というような意欲にはつながらず
作るも食べるもなんか義務感満載なので
上記のようなことになるのである。
ちなみに今私が自分で作るなかで
いちばんおいしいと思って食べているのは
「小松菜の卵とじ煮物」であり、これだけは毎日でもおいしいと思う。
先日高校へお手伝いに行くときに久しぶりに穿いたジーンズ、
‥なんか穿き心地がちがう。ずれる気がする。
ちょっと股上が浅めやからかなぁ、こんなやったっけ、
でも以前はそんなことなかったよなぁ。
それがきっかけでいろんなものが頭の中で合致する。
気温が低くなってきて、夏冬兼用の薄い制服では冷えると
早々に靴下とタイツを重ねている私、
昨年同じ時期に履いていた靴が今年はゆるいのも気になっていた。
私、縮んでる。
身長148㎝あるかないかの超小柄な私。
若い頃から太ったりやせたりし、
子どもを産んでまた太ったりやせたり
15㎏ぐらいの幅で増減を繰り返していた過去。
ここんとこ10年くらいは健康体重でほぼ安定していたのだけど
今、これまでの生涯で
最軽量ラインに近いところまでいってしまっている。
お腹周りが縮んでジーンズがゆるくなり、
足の甲が低くなったのか足周りが縮んだか
靴の中での足のおさまりがわるくなってるんやなこれは。
確かに手首をつかんでみてもしっかり指がまわるし
歯磨きすると頬が歯ブラシの形に飛び出す。
我が家には体脂肪計はないので
姉の家に行って測ってみたいくらいである。 ←行かないけど
こらあかん、今の服や靴が合わなくなると困る!
↑ 身体の維持より先にそっちかいな
これ以上小さいサイズになると買うのが非常に困難になるんやもん。
先月はある日左目のまぶたが腫れてプチお岩になってて、
↑ ちょうど仕事休みの日でよかった
腫れが引いたあとはその部分がかさかさになってなかなか治りきらんかった。
今のままの食生活では身体がもたん、という警告かもしれんな、
と思いはじめた今月初旬、なにをどう改善しようかと思っていたが、
ちょうど季節が秋冬の果物シーズンに突入。
毎年和歌山の契約農家さんで購入するみかんを毎日2個、
青森の契約農家さんで購入するりんごを毎日1/4個、
我が家の裏庭の柿も今年は大玉で豊作である。
それに加えて朝食にバナナを食べる毎日を過ごしていたら
とりあえずまぶたは治ったようだし風邪も引いてない。
お向かいの奥様が時折採れたての大根をくださるのも
とてもありがたく大鍋で炊いて家族であっという間に食べる。
やはり季節の果物や野菜にはチカラがあるなぁ。
娘息子とも学校ではインフルエンザで
学級閉鎖や学年閉鎖の措置がとられているが
我が家では誰も発症していないのがそれを実証している。
体調は悪くないものの、縮んでるのはやっぱり困る。
数年前通販でウールとレーヨン混の冬物パンツを購入した。
先日高校へ穿いて行ったジーンズよりさらに股上が浅く、
おまけに私にはちょっと大きいかな、というサイズしかない。
しかしデザインに加えて価格がとても魅力だったので
「まぁ穿けるやろ」と軽い気持ちで購入。
私は腰が張っていない体形なのでローライズはどうもずれるのだけど、
このパンツは太ももまでゆるくて
買った直後はファスナーを閉めたまま脱ぎ穿きできるほど。
返品するか、と思ったけど素材がウール混、
一か八かで温水で手荒に洗ってみたら見事に縮んで穿けるように。
‥とそういう過去を持つパンツも今はやっぱりゆるい。
昨冬は通勤にずっと穿いてたのにな。
これしかないから仕方なく穿いてるけど
どうもみっともない姿である。
友人に「足周りが縮んで靴がゆるい」という話をしたら
そんなはずはない!と一笑に付されてしまった。
そういえば彼女は私とは逆に幅広甲高で靴に困るタイプ。
‥言う相手を間違えたな。
November 22
やっとのことで京阪出町柳行きに飛び乗り、肩で息をする私たち。
発車間際に駆け込み乗車なんてしちゃいけませんと
ほんとは教えなきゃいかんのかもしれないが、
このタイミングなら乗れる!を優先した私(苦笑。
さすがに電車通勤してた若い頃にやってた
目の前でドアが閉まりかけたら
腕か足を出してはさまれろとまではよう言わんけど。
寝屋川市駅に着き、ここまでくればもう安心
あとは駅から徒歩で15分らしいから、
とんでもなく道に迷わなければ間に合うはず。
バスもあるけど歩ける距離やから歩いて行こう。
‥と思いながら改札を出たところで
持ってる地図が駅のどちら側になるのかわからん!
という事態が発生。
電車であれだけおたおたしてた息子は
今度はやけに冷静に方角を確かめ、
目印のバス発着所を窓から発見して「よしこっちや」。
おやこういうのは大丈夫やねんなぁ、
じゃあ学校までかあちゃんを連れて行ってねと
息子におまかせすることに。
まずは線路沿いに歩いて最初の目印がバス停留所。
しかし自主的にバスに乗らない息子は
「停留所」がどういうものなのかイマイチわかってない。
発着所のようにバスが止まってないからわかんないのである。
知らん顔で通り過ぎてきょろきょろしながら
バス停留所ってなかったよなぁ、なんて言うので
仕方なく「‥さっきあったよ」と後ろを指差す。
「あ、これかぁ‥気がつかんかった」
‥そうやろな、視界に入ってても見えてないもん、君は。
次は線路の下をくぐる広い道路につきあたって右折ね。
ここ?
線路の下の道路やけどつきあたってないよね。
ということはまだまっすぐ?
つきあたるまで行ってみる?
おぉあったあった、道路広いし、つきあたってる。
右折やけど先に向こうに渡る?
その次が左折やから渡っとこうか。
あ、今信号青やから渡ろ!
左折するとこはどこ?
地図を見ながらこんなふうに歩いてると、
横手の細い道から出てきた乗用車の窓が開き、
「高専はあっちやで~」と言いながら
手を左方向に向けて通り過ぎていく。
ははは、このあたりで中学生男子が地図持ってるのは
お決まりの風景なんやな、きっと。
ご親切に感謝しつつ、言われたほうに歩く。
地図のとおり、曲がり角をふたつ曲がると川沿いに出る。
橋を渡ると正門はすぐそこである。
校内に入り受付をすませる。
申し込み時の案内では受付番号が必要、
とあったが何も言われず名前にチェックしてはいどうぞ、
と資料が手渡される。
息子は私と同じ資料に加えて名札をもらってつける。
そして会場である図書館2階へ。
やっと会場に到着。今日はここまで。

November 18
最寄り駅近くのコインパーキングに車を入れて駅へ向かう。
息子はこれまで電車を利用することがまずなかったため、
切符を買うところから「お勉強」である。
往復の費用より多めにお金を渡しておいて
自分で判断して自分で券売機で買う練習をさせる。
JRだけで行けるなら簡単なんだけど、
途中で私鉄に乗り換えるから、切符は乗り換え駅まで。
私にはあたりまえのことも、初心者にはわからない。
連絡切符が買えるのかとか、イコカが使えるのか、
なんてのは上級編なのでまずは基本の
「路線図を見て降りる駅までの料金を確認して券売機で買う」
ができるように‥
ネットで検索した乗り換え案内を印刷して息子に持たせてるけど、
その意味わかってるんやろか?
かろうじて「改札の通り方」は知っているレベルの息子と
「今日はあれこれ言わない」と決めた私の旅の始まり。
どうやら乗り換え駅までの切符は無事に買えたようで、
イコカの私に続いて改札を通る。
私は高校が市内で自転車通学だったので、
電車によく乗るようになったのは就職してからなんだけど、
両親が車に乗らなかったので
幼き頃からどこかへ行くのは必ずバスと電車。
自然と電車の乗り方は身についていたように思う。
息子が前回電車に乗ったのは小学校を卒業してすぐに、
クラスのみんなでUSJに行ったときかもしれないな。
部活をやってないから試合で他校に行くこともないし、
こういう経験もっとさせないといかんなぁ。
関空のおかげで環状線乗り入れの快速があるから、
行きはそれに乗って乗り換えをひとつ減らす。
京橋でJRの改札をすんなり出たので
息子はちゃんと切符を買えていたのだろう。
次は京阪、寝屋川市駅までの切符を買うのだが、
乗る電車が「出町柳行き」だったため
息子は混乱した頭で出町柳駅、終点までの切符を買ってしまった。
あら200円も余分に!
買いなおしたいけど券売機の近くに駅員さんのいる窓口はないし、
おたおたしているまに発車の時間が迫る。
仕方ない、この切符で乗ろ!とエスカレーターへ。
私と並んで立とうとする息子の上着を引っぱって片側を空ける。
立ってる人は右側、歩く人は左側、
全国的には地域によって左右が違うのだよと言っていると
聞こえてくる発車のアナウンス。
うわ~もう時間ないやん!行くで!
と左側へ出て駆け上がり、間一髪で乗車。
ネットで検索した乗り換え案内は
おたおたしながら切符買う初心者では無理やなぁ。
設定を変えてゆったり乗り継ぎできるようにしといたらよかったか。
でもこれも「お勉強」、
経験のひとつと思い直してしばし「おけいはん(※)」になる私たち。
※京阪電車は「京阪乗る人、おけいはん」というCMを放映中
ということは電車に乗った瞬間車内はおけいはんだらけとなる
まだ行きの電車内‥今日はここまで。
November 15
以前も書いたが息子は高専を目指している。
今の時点ではほとんどの同級生が特に目標もなく
成績によって受ける高校を決めるんだろうけど、
私は息子には、何らかの自覚を持って学校を選び、
そこを受験するために自主的に学習してほしいと願ってきた。
もちろん高専に行ってくれるなら経済的な面でも大助かりだし、
進学にしても就職にしても有利になるし、
学校が遠いことを除けばいいことずくめである。
で、実際に学校へ行って自分でどんなところか見て、
「ぜひ通いたい」のか「普通科でいいや」と思うのか判断させるため
2年のうちに見学の機会を設定するつもりでいた私。
中学校を通じて申し込む夏休みの体験入学は
抽選にはずれてダメだったのだが、
高専のHPを見ると年に数回の見学会と
11月にオープンキャンパスを開催しているということがわかった。
「高専ってこういうところなんだよ!」とわからせてくれるのは
短時間の見学会よりもやっぱりオープンキャンパス。
今回は個人で申し込めるので
受付開始のお知らせを見逃さないようにと毎日チェック。
10月半ばに受付が始まってすぐに申し込んでおいた。
電車だけで約1時間半、それも見知らぬところへ
中2のたよりない息子ひとりで行かせるわけには行かないので
私も行こうとシフトを組むときにしっかり休みを入れていたし、
前日に駅から学校への地図をプリントアウトし、
電車の時間と乗り継ぎを調べていざ!という感じで挑む。
土曜日、仕事に行くよりも早く家を出ることになるので
1時間早起きした私と息子。
洗濯したり朝食をとったり、やることはいつもと同じだけど
ちょっと緊張して、ちょっとワクワクして
たまにはこういう経験もいいものである。
‥まだ出かける前だけど今日はここまで。
November 09
最近仕事のことで頭からこの小さい体まで満タンになってて
こらあかん、ちょっと仕事から離れる時間を作らないと、
と思いながらも自主的にはなにもできない私。
先週金曜日は娘の高校の文化祭で、
委員をしている私には前日&当日のお手伝いという役割が。
今の状況では連休などよほどのことがないと取れないし、
さらに土曜には婦人会の社会見学と行事が続く。
最優先は土曜の社会見学なので、
連休をさけて木曜日、前日の準備を手伝うことにする。
PTAのバザーに出すために不用品があれば持参、
ということなので、
押入れや箪笥の中から売り物になりそうなものを探す。
アンサンブルで買ったもののカーディガンしか着ていないニット
同じくアンサンブルのタンクトップしか着ていないシャツ
あれだけ熟考して無駄なものは買わないようにしてるのに、
やっぱり箪笥の肥やしになってるものがあるやん。
着てないから傷んでなくて処分もできないままだったから
ちょうどいい機会かもしれん。
押入れにも景品の使わない食器やIHに使えない鍋があるので
この際一緒にバザーに出しちゃおう。
大きな紙袋がそこそこいっぱいになり、
こりゃ電車では持って行けないなと初めて車で高校へ。
会場の設営をして持ち寄ったモノを並べて値段をつける。
あまり馴染みのないかたがたとも、
作業を一緒にしながらだとあれこれ話ができる。
そうや、こういうこともたまにはしとかなあかんなぁ。
ここしばらく家と職場を往復するだけの毎日となって
こんな感覚すっかり忘れてた。
「門番」やってるのも(行けてないけど)
PTAの委員やってるのも、
「仕事だけ」な自分にならないためやったんやもんね。
すごぉく楽しいわけではないけれど、
いつもと違う場所で、違うひとたちと、
そのときだけの作業をするって、新鮮な感じ。
わずかな時間やったけど、
自分の中で閉めきってた窓がちょっと開いた気がした。
そして土曜日。
婦人会会員として見聞を広め親睦の機会を持つ、
という大義名分での「社会見学」を実施。
簡単に言うとバスツアーである(笑。
行き先は近江八幡‥
まずは日牟禮八幡宮の鳥居をくぐったところにある
クラブハリエで、できたてバームクーヘンを購入。
行楽日和の土曜で30分待ちは覚悟かと思われたが
時間帯が良かったのか10分程度並んだだけ。
そして周辺を散策‥とは言えないか、
メンタームでおなじみの近江兄弟社の建物を見ながら
丁稚ようかんを買いに行っただけで集合時間になっちゃった。
昼食に近江牛の懐石を堪能したあとは
本日のメイン・水郷めぐりへ。
「日本でいちばん遅い乗り物」と紹介される船は
以前この地で田んぼへの行き来や
収穫したものを運搬するのに使われたという平底舟である。
船べりに背中をつけるようにして互い違いに向き合って
足を伸ばして座りバランスをとる。
私たちが乗った6人乗りの船を船頭さんが漕いでくれて
波のない水路をゆっくりゆっくり進んでいく。
‥静かである。
手漕ぎなのでエンジン音がない。
船頭さんが案内してくれる声を除けばしん、と静まり返っている。
目線は意外と水面に近く、
暖かい日差しが船べりにもたれた背中を照らす。
船の揺れがまた心地よく、
黙っていると眠ってしまいそうになる。
「せっかくだから、どなたか漕いでみませんか」
船頭さんのお誘いに誰も反応しないので、
じゃあ私が、と立ち上がって船尾に向かう。
いきなり立ち上がったので船がおおいに揺れ、
きゃぁきゃぁひとしきり騒がせてしまったというおまけつきで。
櫓を握るのは初めてだけど、
船頭さんの言うとおりに押して‥返して引いて‥
あら私でも船が進んでる。
「強く押して」と言われて強く押すと船の向きが変わる。
もちろん船頭さんがサポートしてくれてるのだけど、
ぐいっと櫓を押すと船の舳先がすうっと右に向く。
おもしろ~い。
いやいや、なんでもやってみるものである。
観光地をめぐるわけではなく
急流下りのようなスリルもなく
見えるのは水と葦と魚を捕る仕掛けとか水鳥くらい。
ここでしか味わえないのんびりした時間
それがここの魅力なのかもしれない。
今の私にはちょうどよかったかも。
あたたかい、見事な行楽日和だったのはよかったけど、
みなさんそういう日にはお出かけになる。
行きに渋滞を回避するためコース変更したため延着し
帰りは事故渋滞が2箇所でひとつめは玉突き衝突。
帰着時間が大幅に遅れそうなので
もう1ヶ所立ち寄るはずだったところをキャンセルして
大急ぎで帰ることにする。
婦人会のメンバーということは
みなさん主婦なので、夕食の支度や家族が気になるのよね。
ふたつ目の事故渋滞を抜けると嘘のように流れる車の列。
結局当初の予定より30分遅れで集合場所に帰り着き、
やきもきしたかたもいらっしゃるだろうけど、
運が悪ければ
あの玉突き事故の中の一台になってたかもしれん、と思うと
30分遅れても無事だったからいいじゃない!
1ヶ所行けないところもあったけど
また別の機会に行けばいいじゃない!
終わりよければすべてよし、楽しい社会見学であった。
間に仕事の一日をはさんで、とはいえ
休日の2日をこうして活動的に過ごしたのは久しぶり。
今週も木曜と土曜の休日はお出かけの予定が決まっている。
体を休める日にはならないけど気分転換できるし
先行き不安な職場のことから離れる時間が
とても貴重であり必要な今日この頃、
楽しめるときは楽しく過ごそうっと。
November 05
現在プロパンガスと電気併用の我が家。
このあたりは都市ガスも来ていないし今後の予定もなく、
新築の家はオール電化にするつもり。
オール電化に賛否両論あるのは承知しているが、
昨今のプロパンガス料金の変動や、
ガスの将来を考えるとあえてガスを選ぶこともないかと。
どちらにしてもいろんな視点で見ると
それぞれメリット・デメリットがあるのだから、
「良い・悪い」ではない選択で電気に。
で、台所はIHクッキングヒーターとなる。
我が家の鍋を見てみるとIHでも使えるのは2個だけ。
それも普段使っている中では1個しかない。
もうひとつは形が使いにくくてほとんど使ってないから
IHになったからといって今後活躍するとは思われへん代物。
お気に入りの中華鍋は鉄製で素材は大丈夫だけど
底の平らな部分が小さいのできっとダメ。
真夏以外は大活躍で冬は毎日使う土鍋もダメ。
カレー用の煮込み鍋も、
さらに大きなおでん用の26㎝の深鍋もダメ。
もちろん毎日使っているゆきひら鍋もダメ。
‥鍋、買わなあかんなぁ。
おでん用の巨大な鍋は急がないけど、
ゆきひら鍋と中華鍋とフライパンと、
それから私はやかんを普段使わないので
お湯沸かす鍋も要るのよね。
唯一「使える」鍋は麦茶専用なのでそれはそのまま麦茶用。
子どもたちが「大人の量」を食べるようになって
一回に作る分量が多い今は
やっぱり大きめのカレー鍋もほしいしなぁ。
ということで、
最近パソコンでIH用の鍋フライパンの情報ばかり見ている。
勤務先のスーパーでもIH対応の鍋を置いてるし、
けっこうお安いのだけれど、
今回は「間に合わせ」じゃなくて「一生もの」を買いたいので
いろいろ調べてじっくり検討しているのである。
参考にしているのが
愛知県豊橋市にある料理道具専門店「TAKATSU:タカツ」
が運営しているサイト「フライパン倶楽部」。
200V電化鍋というカテゴリーでまとめられていて
その中でメーカー・種類別に選べるので見やすく、
使用者の声がたくさん掲載されてるので
それぞれの鍋の使い勝手や違いもわかる。
最初は「通販生活」で見た「クリステル(フランス製)」の
Lシリーズの蓋の形状が非常に気に入って ←蓋だけ
お高いけど買おうかな‥と思っていた。
我が家の「麦茶用」と「お湯を沸かす用」鍋は
どちらも18㎝の片手鍋で蓋がフラットな形状。
つまみが上に飛び出していないので
蓋をしたままの鍋の上に鍋をもうひとつ、
とかざるに入れた食器を、とか重ねて置けるのである。
夕食後洗ってざっと水を切った食器を金属製のざるに入れ、
蓋をした、作りたての麦茶の鍋の上に置く。
下の鍋からの熱を利用した食器乾燥機、というわけである。
けっこうすぐ乾くので気に入ってるし、
こういう鍋がないと食器が乾かせないじゃない(笑。
でもクリステルは鍋底の形状が鋭角で洗いにくいかな。
「洗いにくい」は面倒くさがりの私には大きなマイナス、
普段使っていない鍋はたいがい「洗いにくい」からなのだ。
フライパン倶楽部に掲載のいろんな鍋を見ていて、
クリステルと比較検討した結果‥とか、
クリステルの使いにくさを解消‥
という内容の使用者の声に気持ちが傾いているのが
宮崎製作所の「十得鍋」である。
十得鍋は鍋のふちを広くしただけの一体型持ち手と、
クリステル同様取り外し式のハンドルがあって
両手鍋にも片手鍋にもなるので使い勝手もよさそう。
なにより鍋底のカーブがゆるやかで、
くるくるっとボウルのように洗えそうなのが気に入った。
日本製だしクリステルの半額以下というお値段も◎。
クリステルの深鍋18㎝・20㎝ふたつと取っ手購入分で、
十得鍋16㎝・18㎝・20㎝のセットに加えて
土鍋がわりの25㎝の浅鍋、
同じくフライパン倶楽部で見つけた鉄の中華鍋と
別メーカーのゆきひら鍋の6点買えるくらい価格差がある。
やっぱり私にはクリステルは買えないわ(苦笑。
こんなことを考えながら
「今ある鍋リスト」と「買いたい鍋リスト」を
エクセルで作って横に並べて見比べて、
最低限今と同じことができるだけの鍋を検討中。
私は自宅にずっと住み続けているので
結婚するときに家具も家電も食器も鍋も、
ほぼ何も買う必要がなかった。
そういえば姉は鍋やら食器やら家電やら家具やら
いろいろ持って嫁に行ったっけ、
こういう作業は「嫁に行く」ときに自分が、
または母親が、もしくは一緒にするもんなんやな、きっと。
実家をはなれてひとり暮らしという経験もない私には、
遅れてその機会がやってきた、ということで
仕事や家事から解放された時間を、
鍋ばかり見て過ごしている。
今回の新築でも家具も家電もできるだけ今のを使う。
工務店の友人が絶賛していた踏み台つきの
キッチンとおそろいのカップボードは買わないで、
古くさい食器棚を使い続けるつもりだし、
キッチンやユニットバスは
価格帯が決まってくるので選びようがない。
玄関引き戸もおしゃれなのはすごいお値段で、
カタログを見てもあんまり楽しくなかったけど、
鍋くらいならそこそこほしいものに手が届く、
ほしいものを選べるから楽しめる、のかな。
困るのがIHは「あぶる」ができないということ。
トマトの皮をむくには湯むきよりも
直火であぶるほうが手っ取り早くてラクだったし、
食パンも自分の分1枚なら金串に刺して直火で。
それって今後はカセットコンロ出さなきゃならんの?
面倒くさがりの私、毎回カセットコンロを出すとは思えない。
「そのとき」の私がどう判断するか楽しみでもある。

October 30
不在の店長業務を担うため、
1週間の予定で来てくれていた代行Sさん。
正式の辞令が出て、こちらの店にいるのは金曜までとなった。
几帳面で、行動力があって、
このまま店長に‥と思っていた従業員は多いことだろう。
忙しい仕事の合い間にポツリポツリと交わした会話で、
私と同い年だということがわかり、
今日交通費の請求書類を見て
お名前がうちの息子と漢字まで同じだと知り、
短い期間ではあったものの
少なからずご縁のあったかただったんだな‥と思う。
赴任される店でも活躍されるにちがいない。
こちらも後任の店長が決まったものの、
今いらっしゃる店での引継ぎをある程度終えてから
こちらに来られることになると思うので、
しばらくはほんとうに店長不在の日々となる。
次の締めでお辞めになる事務員Kさんの後任はまだ決まらないし、
まだまだ落ち着くところまではいかないなぁ。
そびえたつ高い山を見ながら、
手前の低い山をひとつ越えた感じか。
まぁ最初に比べたら「山の歩き方」が多少わかってきて、
これなら高い山も挫折せずに歩けるかもしれんな。
October 28
職場で「年末に向けてレジ担当者の増員を」と
先日採用したかたの履歴書と、
私の手書きの書類を重ねて置いていて、
次に手に取ったときにあれ?と不思議な気持ちになった。
うわぁこのひと、私とそっくりな字を書く。
これまでの数々の職場も含めて、
いろんなかたの書く文字を見てきたが、
はねやはらい、線の感じ・文字の大きさ・バランスに
それぞれ個性があってとても興味深い。
きれいな字を書く人も、同じようにきれいなのではなく
その人ごとに違ったきれいさがあるものだし、
お習字的に美しくなくても読みやすい字や、
お上手すぎて読みづらい場合もあったりする。
しかしここまで私とよく似た字を書く人に、
いままで出会ったことがない。
夏の高校野球で同じ苗字の選手を見つけたのと同様
非常に親近感が湧く。
まだ会ったことがない人なのに。
私は「自称文筆業」として、
文章には人柄が出る、と思っているが、
同じように文字にも「その人」があらわれる場合があると思っている。
小学校2年から中学3年まで毎週お習字の稽古に行き、
その結果小中学生の部で準5段まで昇進した私。
高校の書道の授業でペン字検定2級も取得してはいるものの
その頃の文字は今の自分が見るととても「へたくそ」。
硬い、神経質に右上がりに傾いている縦長な文字である。
幼い頃から20代半ばまでコンプレックスに悩み、
「自分」というものに手を焼いてきた頃の私そのものやん。
中学3年の2学期に転校してきたMちゃんという同級生がいて
やわらかい線の非常にバランスのよい文字を書くMちゃんに
私はあこがれた。
こんな字を書きたい!と強く思った。
同じ高校に進み、卒業後彼女は進学・私は就職と離れたものの、
途切れない程度に付き合いは続き、
足の手術の後リハビリを兼ねて電車通勤した職場は
Mちゃんの誘いによるものだった。
そこでふたたび変わらないMちゃんの字を目にする。
なんというか、懐が広いというかのびやかなのである。
長年通ったお習字の先生は、
それは美しい文字をお書きになり、
もちろん私もそうありたいと思っていたのだが、
いくら通っても当時の私には先生のような文字は書けなかった。
Mちゃんの字は私のお習字の先生とは少し違ったタイプ。
たとえばひらがなの「お」の曲線に特徴があり、
独特のリズムが感じられる。
やっぱり私もこんな字が書きたい!
私はMちゃんの「お」を真似てみた。
何度も書くとなんとなくMちゃんぽくなってきた。
そうか、このリズムか‥ちょっとわかってきたぞ。
私が今書いている文字につながる
「なんとなくこのリズム」をつかんだその時期は、
いろんな意味でものの見方や
考え方が変わっていった時期と重なっていて、
「自分」というものがあってはじめて「自分の字」も
思うような形になるのか、と今では思う。
神経質な右上がりで安定感のない字を書いている頃は、
私自身がそうだったのだ。
いくら先生が美しいお手本を書いてくださっても、
それは当時の私には響かない。
受け入れる体制や、
それを自分で表現する力がない時期だったのだ。
コンプレックスから解放されたと自分で認識した後は、
「この文字がお習字習ってるときに書けたら‥」
と思うくらい、右に上がらなくなり、広がりが出た。
本当に不思議なもので、
そのきっかけをくれたMちゃんの存在に感謝感謝。
職場で手書きの書類や伝言メモなどを見た人が
字がきれいだとほめてくださるとき、
たいがいの場合、「自分は字が下手なのでうらやましい」
という気持ちが添付されているように思う。
私はありがたいことに、裕福ではなかったのにもかかわらず
両親が「お習字」に月謝を払い続けてくれた。
字がきれい、とほめられると必ず、
「両親がそれにお金をかけてくれたので」と答えて、
否定したり謙遜したりしないことにしている。
でも私から見ると
その「自分は下手」と思ってるひとの字は
私よりおおらかだったりするので、
そんなお習字的な自己評価はしなくていいのに、
と残念に思うことが多いのよね。
確かに習っていたことがベースになってのことだけど、
実際に今の文字を書けるようになったのは
「自分教の教祖」になって
自己コントロールができるようになったからだと思う。
自分が「自分」に納得しているから、今の文字が書ける。
私はそれが「文字」や「文章」にあらわれるタイプの人間なのだ。
そして文字にあらわれないタイプのかたは、
きっと他の部分で「ご自分」を表現してるにちがいない。
それは音楽だったり、絵だったり、
お料理や家事だったり、育児だったり
ご近所づきあいだったり、社会的な活動だったり。
そういえば中学や高校の頃は「まる字」が流行ってて、
私も「お習字の字」と「学生っぽいまる字」の2本立てだった。
今も筆記具の種類によって使い分けている。
勤務先の高校生アルバイトも、へたうまあり、お習字系あり、
素朴な子どもらしい字ありといろいろで
その子の雰囲気と重ねて見るとなかなか微笑ましい。
私のお習字の先生はお行儀とか生活態度にも厳しく、
習ってる子どもたちからはちょっと怖い存在だと思われていたが、
硯や半紙に向かう気持ちを通して私たちを育ててくれていたな、
というのが今はすごくよくわかる。
今なら、きちんと習ったら先生のような字が書けるのかな。
‥今は習わないけど、老後の楽しみにするか。
October 27
9勤が終わってやれやれ‥やっと休みの日曜日。
土曜日にしそびれた夫の作業着に加え
娘が部屋を片付けて出てきた大量の洗濯物に追われながら、
やっとかなあかんこと・行っとかなあかんところを
頭の中で整理して段取りする。
え~っとまず北向いてパンの買出しに行って、
帰りに隣町へ足伸ばして花を買って、
パンを家におろして両親の墓参りに行って、
そこから逆方向のショッピングセンターに行って‥
夫と、最後のショッピングセンターに行きたいだけの息子も
最初のパン屋さんから同行。
娘は出かけちゃったし、息子もそのうち一緒に来なくなるのかな。
まずパン屋さん。
いつも行くところが大規模リニューアルして
オープン3日目、ということもありけっこうな混み具合。
人の間をぬってお得なアウトレット品
(製造後の経過時間によって価格が↓)をゲットし、
隣にできたお菓子のショップをちらっとのぞく。
ロールケーキやチーズケーキといった
シンプルな焼き菓子が並んでるのは
生クリームが苦手な息子のいる我が家向きかも。
また今度買おうっと。
さらに横手にはホットドッグ屋さんもある。
これまでなかったポイントカードまでできてるし、
早速申し込んだら粗品は人気商品のあんぱん2種。
ラッキー、といただいて、
車で延々と待っている夫のもとへ。
あ、いちおう「混んでるから時間かかるよ」と言ってあったし、
混んでる店はキライなので夫は自主的に待機してたんやで。
そしてお花を買って墓参り。
10月10日の母の命日は祭の最中で、
祭に参加しない息子とふたりでお参りしたのだが、
その後も気温20度くらいの日が続いていたせいか、
花がすっかりダメになっている。
子どもの頃10月5日・6日だった祭が、
祝日のからむ10月9日・10日に変更されたのはいつだったっけ。
母が亡くなった30年前は
鉦や太鼓・笛の鳴り物をやめ、掛け声もなく、
しんみりとそおっと通ってくれていた。
今祭の日程は10月の第2土日となっている。
今年はちょうど10日が土曜日で
もちろん景気よく鳴り物を響かせて
うちの前を走り抜けていったのだが、
やはり祭がやってくると座敷に横たわる母を思い出す。
そのあと南へ向けて車を走らせる(夫が)。
私は流れたハンコのかわりを早く買いたいので
100円ショップに行きたい。
息子は先日壊れたジグソーパズルを見て
「僕も作ってみたいからこづかいで買う」。
で、どちらも調達できそうなところは
家から別方向で同じくらいの距離のところに2ヶ所あり、
今回は「しばらく行ってないほう」をチョイス。
夫は特に用事はないけど
こうして「休日に家族でおでかけ」するのが好きなのだ。
「しばらく行ってないほう」のショッピングセンターは
少し前に改装されてて、
夫は「へぇ~こんなになったんか」ときょろきょろする。
まず私のハンコ‥さてここにはあるかな。
シャチハタなら「お取り寄せ」で日にちがかかるので、
100円ショップのほうが手っ取り早いのだが、
私の苗字はどのショップにも必ずあるわけではなくて、
先日「そのために」わざわざ行った別のショップではなかった。
そこは同じくハンコで苦労されてる友人の、
大手100円ショップで取扱いのない苗字があって、
思わず2本買いしたくらいなのできっとあると思ったのに。
あ、ここはあった、買おう。
ほんとは2本ほしいんやけど、1本しかない。
でもまぁいいや。後日買い足すことにしよ。
で、次は息子のジグソーパズル。
先日落ちてプラ板が壊れたのは1000ピースで、
独身時代に夫が買って取り組んだものの、
すぐに飽きてやらなくなったので
私が彼の部屋に通って完成させた苦い思い出付き。
今の息子には500でも大変かもしれんけど、
300じゃつまんないでしょ、と500ピースに。
私がハンコを探してる間に隣の書店で好きなコミックも買って
けっこうな額のお金を使ったけどご満悦の息子。
私はとりあえずハンコが手に入ったので用事はおしまい。
ここでスッと帰宅すれば家計の出費は105円ですんでたのだが、
ちょうどその日は「ミスド100円セール実施中」。
ついでになにか夕食の買物も‥
私ひとりなら何も買わずに帰って
夕食も「あるもの」を駆使してなんとかするんだけど、
夫と一緒だと出費がかさむよ(苦笑。
ドーナツと夕食のお刺身用魚(これはお買い得やった)
を買って、それでも外食するより断然お安いのでよしとする。
うわぁ、久しぶりに休日らしいことをしたなぁ。
先輩が辞めてから日曜の出勤が格段に増えたもんね。
それにしてもこんなに長時間勤務や
9勤なんかしてるのに、あまり「くったくた」になってない。
朝の精算業務だととても9勤なんかできないくらい
制限時間つきの意外と激しい肉体労働なんだけど、
先輩から引き継いだほうは体力よりも気力集中力正確さなので
「気」さえ継続してれば大丈夫な感じである。
それと午後からの勤務が増えたので
朝慌しい思いをして出勤しなくていいし、
そんな日は夕食を作って出かけるので帰ってからもラク。
新しく覚えた仕事は、
自分がやる分には要領もわかってきていいんやけど、
この先また新人教育がはじまるので
そのあたりの時間配分が
前回と比べてどこまでうまくできるかが課題やなぁ。
さて自分の部屋でジグソーパズルを広げている息子。
幼い頃よく幼児向きのパズルで遊んでたことなんて
もうすっかり忘れてるんやろか。
ちょっとやりかけて「けっこう難しいわ」と降りてくる。
手当たり次第にやると正しい一片を選ぶのはなかなか困難である。
それを「色分けしておく」とか「形で瞬時に判断できるようになる」とか、
工夫や自分の熟練で完成までの距離を自分で短くするのだ。
さて君にはそれができるかな?
そして飽きずに完成させることができるかな?
さらに深夜パズルに夢中になって
翌朝起きられないなんてことにならないように
自分でコントロールできるかな?
飾るための額が本体よりはるかにお高かったんだから、
完成させて飾らなきゃね。
October 24
連日夜遅くまで事務所にいて、
帰りがけにちょっと買物、というパターンが多かった昨今。
意識はなくてもやはり疲れているのか、
加えて帰らぬ母を不満に思う家族にすまない気持ちもあって、
どうも甘いものやおやつ系を買って帰ることが多かった。
その日もお菓子売場をうろうろ。
チロルチョコ「きなこもち」は山積みになってるけど
この前買ったしなぁ。
あ、9個入りのバラエティパックに「NEW」の文字!
どれどれ‥と手にとって見ると、
定番のコーヒーヌガー・ミルク・ホワイトクッキーに加えて
この秋の新商品「ホットケーキ」入りである。
その隣には20円サイズの「クリームあんみつ」がある。
あ、これも今季の商品やけどまだ食べてないなぁ、
ということでどちらもお買い上げ。
これは家族向けじゃなくて私のやもんね。
個人的には10円サイズのチロルチョコが好きな私。
20円サイズは大きすぎて甘みがくどく感じられるので
新商品は味を確かめるために買うけれどもリピートはまずない。
バラエティパックは10円チロルの詰め合わせで、
ほんとは常備したいところなんだけど‥
なぜ常備してないのか、というと
チロルチョコの中では定番中の定番、
コーヒーヌガーが必ず入っているので。
チロルチョコの中で「おいしい」「いまいち」数々あれど、
唯一私がキライなのが、コーヒーヌガーなんだもの。
で、今回の新商品。
20円サイズであるうえに「クリームあんみつ」‥
食べる前から甘そうやなぁ、と思いつつ食すと
たしかにクリームとあんこと黒みつの味がする。
黒みつは液体の状態で入っているから
その味がするのはまぁあたりまえだし、
ホワイトチョコでクリーム、小豆チョコであんこの味。
チロルチョコを私が評価するのは
チョコであんこの味をそこそこちゃんと出していたり、
チョコの枠にはまらない「味の表現」の多彩さである。
うん、評価はするけどやっぱり私には甘すぎるわ。
で、次は10円サイズのホットケーキ。
さくっとしたビスケットとメープルシロップ風のみつ入り。
あぁ、グミ入ってるのよりもビスケット入ってるほうが好き。
メープルシロップ風のみつはあとあとまで
口の中から鼻に抜けながら主張する。
シロップかけすぎたホットケーキの味(笑。
10円サイズやからぎりぎり許せる甘さかな。
ついでに定番の「ミルク」も食べる。
チョコの中に生クリームパウダーで濃厚な味。
今の私にはどれも甘い。
最近ケーキやカップ入りで売ってるデザートなんかも、
ごく小さいのでじゅうぶんになった。
あまり大きいと途中でいやになっちゃう。
チョコもケーキもけっこう好きやったのに‥
歳のせいかな。

October 22
昨日経費請求の締めも無事終了し、
ほっとして帰る前にお手洗いへ。
エプロンのばさっという音に続いてかちゃん‥
え、かちゃん って何?
ポケットに入れていたハンコが落ちてはねて水の中へ。
しまった、と思ったときには時すでに遅し。
あぁくやしい!
たかが100円ショップで買ったハンコといえども。
100円なんだからまた買えばいいじゃない、
とはわかっているけれども。
不注意でモノを失くす、ということに私は寛大でない。
他人様がご自身のことに関して
そうであることにはなんとも思わず平気なのだが、
自分が、本来まだまだ活用できるはずのものを
自分の不注意で使えなくする・失くすことは
どうしても「まぁええやん」と思えない性質なのである。
昔から裕福でない家に育ってきて、
「これをなくしたらもう買ってもらえない」という危機感が
45歳になろうというのにまだ抜けないのか。
最終的には「しゃあないな」と
また100円ショップへ向かうことになるのだが(苦笑。
流れていったハンコは残念だったが、
なんとか一連の締めが終わり、
今日からは日常業務である。
もともとシフトでは休みを入れていた今日だけど、
店長がいらっしゃる前提で組んだシフトなので、
代行のSさんひとりの時間に何かあってはと少々不安。
急遽シフトを組みなおし、
時間延長できないKさんにかわって私が午後出勤に。
前月度の最後3日と今月度の最初6日が
連続して出勤になってしまったがこれも仕方ない。
終わった話だから言えることだけど、
この締めの最中に夫がキレた。
もちろん異常な長時間勤務に私の体を心配してだが、
家事は滞るし食事の支度は不充分だし、
「そこまでして仕事せなあかんのか、
ええかげんにせんかい!」ということである。
日頃私も夫もあまりそれぞれの職場の話はしないし、
お互い自分の判断でたいがいのことを決めているので、
何かあっても事後報告が多い私たち。
夫には私が職場でどんな業務を担っているかを
細かく話したことはないし、
確かにここ2ヶ月は「スーパーに勤めるパート主婦」
の範囲を大きく超える勤務状態であった。
しかし、この締めの最中に
「どないかせんかい」というわけにはいかない。
遅く帰宅した私に不機嫌に「店長はいてるんか」と訊く夫。
どうやら怒鳴り込みに行くつもりだったらしい。
あいにくその日から店長が休みでいなかったし、
私もそんなことをしても状況は改善しないから
とりあえず今はやめてくれと話す。
それも終始穏やかに話し合いができたわけではなく、
「今私に150人の従業員の給料がかかってるんやで!
何があってもやるしかないんや!」
と泣きながら訴える一幕もあり、
夫はどうにもならん状況に
腹立ち紛れに部屋を出て廊下の壁を蹴飛ばす。
壁はへこみ、
かけてあった1000ピースのジグソーパズルが落ち、
前面にはめていたプラ板がめちゃめちゃに割れた。
そのなりゆきを息をつめて見ていた息子が
黙ってプラ板の破片を集めてくれている。
ははは、なかなかええヤツやな息子は。
知らん顔して2階へ上がることもできたのに。
私は息子に向かって
「どんなにしんどくても、どうにもならん時というのが
人生には何回かあるんや。
そういう状況から無責任に逃げるわけにはいかんから、
かあちゃんは今こうして立ち向かってるんや!」と訴える。
夫も息子を見て冷静になったのか、
「わかったもう何も言わん」と矛先をおさめる。
遅く帰宅した後でそんなことがあって
やれやれ‥と翌朝出勤すると
店長代行Sさんが来ていた、というわけで
またもや状況は悪化したのである。
前回私が続けたかった仕事を泣く泣く辞めたときも
状況は簡単に言うとこんな感じであった。
私は「仕事」が好きだし、家事はあんまり好きじゃない。
家にずっとは落ち着かなくていられないし、
習い事や趣味につぎ込む金銭的余裕なんかない。
夫が「家にいて家事をする妻」がお望みなのもわかっているし、
私は仕事をやり出したらのめりこむタイプなので
そうならんように‥と家庭優先で選んだのが
「スーパーのパート」やったのに
それがまたこんなことに(苦笑。
まぁなんやかんや言っても仕方ない。
日曜日に求人広告が出ることになったから、
それをとりあえず「よし」として、
次の締めが少しでも楽になるようにひと月かけて準備しよ。
October 20
「ある」と思って探せばある。
「ない」と思えばあるものも見つからない。
新人教育の中で、私がよく言う言葉である。
たとえばお金があわないとき
小銭を入れて持ち運ぶ袋のすみに
硬貨が1枚残っているとか、
足元に小銭や札を落としたことに気付いてないとか、
50円と5円を数え間違えてるとか、
入力する数字の8と6を見間違えているとか、
いくつかの原因が考えられる。
原因となりそうなそれらをひとつずつ確認して、
可能性をひとつずつ消していく過程のどこかで
自分のミスが発覚し、結局は合う。
たとえばPC入力作業では、
手順どおり入力できてないからその先に進めなかったり、
データ更新ができなかったりするので、
自分が「できていないところ」を見つけることが大事。
私は過去に失敗してきたさまざまな経験から(苦笑、
足りないお金がもしあるとしたらココ!だとか、
落としたお金を探すときはこれをどけて!とか
入力つまづいたらまず確認する数字はコレ!
だとかを認識していて、それでたいがいの場合解決している。
まぁそれだけ何度も何度も痛い目に遭ってきてる
ということなんやけど、
正しい手順で流れどおりやったら、
必ずお金もデータも「合う」仕事なのだ。
そうじゃなきゃこんな仕事やってられへんでほんまに。
もちろん正しい手順で流れどおりやってる「つもり」なので、
合わないときはかなりショックを受ける。
しかしやってるのは機械じゃなくて人間。
いろんな場面で間違いはありえるんや、とそこで切り替えて
足りないお金は「どこかにある」と思って探す。
または入力にミスが「ある」と思ってその箇所を探す。
そしたら思いもよらないところから小銭が出てきたり、
まさかと思うような入力ミスを自分はしていたりする。
なにやってんねん、そのときの私!と叱りたくなるが、
そういう自分と向き合いながらやっていくしかないのだ。
しかし経験浅い新人さんは、
必死でやってるからこそ「ちゃんとやってる」と思い込む。
「ちゃんとやってるはず」なのに
合わなかったりできなかったりするので、
確認するときも「ちゃんとやったということ」を確認しようとする。
そうすると袋のすみの硬貨も機械の下に落ちたお金も
入力時の項目を間違えてることも、
何度見直しても見えなくなってしまうのよねこれが。
間違いはないほうがいいに決まってる。
たしかにそうなんやけど、
間違わないと覚えられないこと、というものがある。
仕事も、きっと人生もそうである。
痛い目に遭ってはじめて深く自覚する。
お金が合わなくて帰るのがすんごく遅くなっちゃったり、
データ送信が遅くなって本社から電話がかかってきたり、
といった、
自分が困ったり他人に迷惑をかける経験が、
次にそれを防ぐための策を講じる元になる。
3年半この仕事をやってきて、
今回新人教育をするにあたって、特にそれを強く感じる。
Sさん、今はそういう時期だからがんばって。
閑話休題。
アルバイトの高校生Mさん。
いまどきの高校生はそんなもんなのか、
口癖は「うっわ~最悪!」である。
シフトが変更されてたから「最悪」で、
自分が入るレジの位置を確認して「最悪」。
それを耳にするたびに
「大丈夫や!
ほんまに最悪なときはもっとひどいこと起こるんやから
今日は最悪とちがうで!」
と反論する母親世代ちろる。
先月の締め前に
勤務予定入力を先輩から教わっていたKさん。
私は先輩から3年前くらいに少し教わっただけで
いわゆるペーパー状態。
締めに関しては予定入力よりも
実績データ作成のほうが重要なのでそちらに集中してたし
まさかKさんがこうなるとは思わなかったので
先月はおふたりにお任せで一切やっていない。
今月は私も昔を思い出してやるとしても、
たとえ半分でもKさんに入力をお願いしようと
「覚えてるよね?」と訊いたら「もう忘れました」との返事。
こうなるんやったら私も先月少しでもやっとけばよかった‥
と思うものの過去には戻れない。
はい、わかりました私が全部やりますよ‥というのもあって
結局先月度の私の実働時間(給与支払いの時間)は201時間。
偽装した休憩時間やサービス分を加えると
拘束時間はプラス10時間弱くらいか。
何度も書いているが契約時間は5時間×20日で100時間である。
私が今おかれてる状況はある意味「最悪」やけど、
ほんとうの「最悪の事態」は
きっと私が倒れたあとの職場に訪れるにちがいない。
もちろん倒れるつもりなどないけれど。
さて昨日出勤したら見知らぬ社員が店長のそばにいて、
あとでご挨拶いただいたところ
「店長がしばらく休むことになったので
その間代行させていただきます。
まだ店長経験はなく見習いレベルですが‥」とのこと。
そして知らぬ間に「そのひと」を残して店長は消えてて、
指示をあおがないとできない勤務予実績作成とか、
承認印もらいたい書類とか、仕事は停滞。
私は「そのひと」に店長が日常やってる業務を引き継いだり、
状況の説明をしたりと締め日の作業以外にすること増えたし、
じゃあ明日の段取りはどうなるのとか、
え、それも今日せなあかんの、とか
Kさんのあとを担う新人さんの募集はどうするのとか、
昨日も今日もけっこうふりまわされている。
そんな私の負担を少しでも減らそうと
日曜Sさんが残業を申し出てたまった雑用を片付けてくれた。
Sさんなら簡潔な指示で雑用なら
だいたいのことはできるのでそれも助かる。
多分KさんにもSさんが何か言ってくれたのだと思うが、
昨日今日とにこにこと「何しましょう?」と訊いてくれるKさん。
ありがたいけどSさんと違って
雑用をお願いするにも丁寧な指示が必要なのでちと困る(笑。
まぁそれでも勤怠の締めはなんとかできた。
9月以降夕方や夜に事務所にいることが多くて、
日頃会わなかった夜間勤務の人ともすっかり仲良くなっちゃった。
それを「よし」とばかりいってられないし、
今日は比較的作業量の少ない日だったので、
久しぶりに明るいうちに帰宅。
あとは明日経費請求の締めが無事に終われば
とりあえずは日常に戻れる(はず)。
これからの仕事の段取りは今の流れを踏まえて
もうちょっとうまいことやらなくちゃね。
‥でも店長のことが気にかかる。
私が倒れるのが「最悪」やとして、
今回の締めがそのひとつ手前かと思ってたから
この先は「明るい未来」のつもりやったのに、
状況によってはまだもう一段階ありそうな気配である。
まぁ、「最悪!」 「もういやや」 と思って生きるより、
「まあええか♪」 「なんとかなるやろ」 と思いたい。
「幸せ」とか「喜び」とかも
「ない」と思ってたら感じられへんのかもしれへんから、
とりあえず何かいいことが「ある」と思って日々過ごそう。
‥と自分に言い聞かせて。
October 16
毎年秋冬限定で発売されるチロルチョコ「きなこもち」。
先日10円サイズ9個入り袋の販売が開始。
深夜仕事を終えて勤務先の店内を
ふらふら買物をしていたときに
広い通路の台に山盛りになっているのを発見し購入。
あぁいつもの味やなぁと思いつつ食す。
2003年発売以来、定番の10円サイズは毎年同じだけど、
大型のプレミアム商品は昨年「きなこもち黒みつ仕立て」、
一昨年は「京きなこ(黒みつ)」が発売されている。
先日娘がコンビニで見つけて買ってきてくれたのが
今年の「焼きなこもち」。
中に入っている玄米パフの焦げ味がなかなか効いてて、
普段大きいサイズが苦手な私にも違和感なし。
私の中では「宇治抹茶」に次いで
プレミアムタイプのなかでは2番目にランクイン。
発売される全種類を買い歩く情熱は
今の私にはないけれど、
やっぱりチロルチョコは一目置く存在である。

October 15
新人Kさんが来月度いっぱいで退職することになった。
あ、いじめて辞めさせたのでありません、念のため。
もうひとりの新人Sさんに引継ぎをはじめたのが8月末。
覚えてもらうことがまだたくさんあってスピードも追いついていないけど、
彼女も努力を重ねているし
私の休日はとりあえず「おまかせ」できるところまできている。
先日、本人に「現状と今後」について訊いてみた。
「以前の部門より格段に難しい業務内容に驚き、
自分としてはまだまだだと思っているが、
この仕事を覚えて今後ちゃんとやっていきたい」
という言葉をもらって私も一緒にがんばろう、と返す。
Kさんは少し遅れて9月に入ってから引継ぎ開始。
勤務日や出勤時間に制約があって
先輩との引継ぎがほとんどできなかったこともあり、
一ヶ月以上経ってはいるものの初心者の枠を出ないまま。
もっと覚えてもらいたい、教えたいが、
私も忙しくてなかなか教えられないし、
私がKさんに合わせて出勤すると全く休みがなくなってしまう。
本社人事から店長に私の長時間勤務が問題と言われてる昨今、
今以上時間を割くのは全く無理な話である。
ほんとうはKさんが私に合わせて出勤してくれて、
見ながら覚えるとか、積極的に質問するとかしてほしいのだが
本人に訊くと「現状で満タンなので上乗せは長い目で少しずつ」という答え。
う~ん、
勤務に制約がある時点で私やSさんと条件的に公平でないのに、
いつまでもKさんが雑用レベルの業務では私もSさんも困る。
これではいつまで経っても3人体制にならず2.5人どまりだし
さらに仕事さえ覚えれば出勤できると言っていた午前中も、
この先は予定があってダメだと言う。
それでは2.5人どころか2人+αじゃないの。
Kさんが入ることで灯った明るい未来の灯は
どんどん小さくなってほんの少しの風で消えそうになっているのか、
それとももう消えてしまったのか。
あぁもうこれではあかん、
無理。
今月度16日間出勤した時点で私の拘束時間は150時間。
ここへあと5日で何時間加わるのか。
5時間契約やから一ヶ月で100時間ちょいのはずやねんで。
私はついに店長に、
私が倒れる前に店長からKさんに「現状と今後について」
どうお考えか確認してください、とお願いした。
私からの、事実上の「Kさん戦力外通告」である。
店長がKさんと話をした月曜の夜、
Kさんから私に電話があった。
「店長に部門移動を持ちかけられたけど
ちろるさんはそれについてどう思われます?」
意外やKさんは不本意なのである。
店長との話の中でも、自分はできる範囲を精一杯やっている、
引継ぎがうまく進んでいないので
できない業務があるのは自分のせいではないと主張。
私やSさんとの温度差をご本人は全く感じていなくて、
「そんなことをおっしゃるんならもう辞めようと思います」
‥そうですか。
私はひきとめることをしなかった。
Kさんの勤務条件にさらに制約が加わったことを前面に出し、
「条件が厳しくなったので
このまま続けるのはお互い大変やね」と答える。
結局私とSさんに迷惑をかけないように、と
来月度のおしまいまで出勤してくれることになったので、
今できる仕事と、かんたんな指示でできることをお願いし、
「もう何も教えないからね」と言うとほっとしたようなKさん。
たとえば事務員が数人同じ時間帯にいて、
机を並べて仕事をするような職場なら
私もKさんも何の問題もなく続けられたにちがいない。
単純に「一緒に働く」という意味では大丈夫なかたやっただけに
シビアな判断をせざるをえない状況が残念である。
お金や個人情報を管理するとともに
あらゆる事態に瞬時の判断とそれなりの対応を求められ、
おまけに時間帯によっては頼る人はいない、孤独な一匹狼。
やはりここは向き不向きがある仕事で、
幸か不幸か、私は向いているほうなのだと思う。
そうこうしてるまに早いものでまた締め日がやってくる。
そして今度こそ、
3人体制に向けてのスタートを。